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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

農業が変わった!肌身で知る。

 農業が大きく変わってきています。といっても「わたしの中で」という限定付きです。約30年前から最近までで特に若い人が経営する農業が大きく変わっていると感じます。

 東峰村にいるとプロも兼業農家も高齢者が中心ですからそんなに変化を感じませんが熊本はわたし自身が若い頃から県内を2周半歩いてほとんどの地域の代表的な農家にはお邪魔しています。中山間地が一番多く、都市近郊農家や離島、海沿いや棚田と色々な農家にお邪魔しました。その中で都市近郊農家ではハウスが多かったのも特徴です。効率のいい生産が主眼でした。

 合志市の若手農家と一緒に農業のことを熊本都市圏住民に発信することになりました。熊本市のケーブルテレビ番組で10月からスタートです。そこで先日、すみっこの台所オーナー吉村明子さんと生産者であぐっと!村という団体の村長である吉永健司さんと合志市内を取材を兼ねて回りました。そこで大きな変化を感じたのです。ハウスの中に土がない!?土は黒のビニールシートで覆いかぶされその上で作業します。雑草が生えない、土ぼこりがしない、などでパートの女性も集めやすいなど農家の現状を次から次へと聞くたびに農業という仕事が大地との格闘なしにやれる産業に変わろうとしている現実をみました。

 最初は農家に土がないという驚きから若手農家に色々と聞いていたのですが、子どもを育てる時間、家族でのんびり温泉に行く時間、家族団らんの食事などに時間を使うためには効率の良い農業が必要であることを聞き、技術開発がそれらの実現に貢献しているということにとても納得してしまいました。会社がパソコンが入ることで変わっていったのと同じようなことなんだと話を聞いていて気づきました。

 野菜工場という農業の工場が成功している例も見直してみると農業の全部ではなく未来のある部分を担う大きな役割があると感じます。農家が時間を創り出しゆとりある生活を過ごすことが結果的に日本全体にプラスになるような新しい動きが起こっていることだということが若手の皆さんのハウスに入ってわかってきました。やはりアクションがメディアですね。

*ケーブルテレビの番組収録に集まったあぐっと!村の皆さん


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