一昨日東京からの帰りに久しぶりに熊本県山鹿市の芝居小屋八千代座に寄ってきました。すっかり町おこしの町になっていました。
雨漏りも激しくぼろぼろだった小屋を復興しようと動き出した人達の熱意で平成2年に玉三郎さんが協力を申し出てからこの町おこしストーリーは動き出しました。当時は民放のディレクター&プロデューサーをやっている時代でした。この記念すべき復興のドキュメンタリーをプロデュースし、1時間番組を制作しました。玉三郎さんが復興の舞台で舞踊を披露されたのでさすがにこの世界のド素人では申し訳ないと日本テレビの歌舞伎専門ディレクターの協力で編集したものでした。
一昨日は会場で案内係の女性の話を聞きながら当時の様子を思い出しましたが一つの町が変化していったプロセスが走馬灯のように浮かび上がりました。そしてその時に本当の中心だった人の顔が浮かびました。時間がなかったのでこの日は素通りしましたが、あの人が今どうされているか?そこがわかれば山鹿市の芝居小屋復興の町おこしストーリーは東峰村にも大いに参考になるでしょう。そういうストーリーにはなかなか出会わないものですが・・・、さて・・・。近いうちに訪ねてみましょう。