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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

ワインと富良野開拓団の語り史。

 3日ぶりにネットがつながって一気にメールやフェイスブック等をみている。住民ディレクターNewsも伝えることはやまほどあっても携帯メールからはなかなか書きづらい。

 今夜は占冠から富良野へ移動、途中夕張を回り炭坑の歴史も見てきた。発見がいっぱいあったので書くことはいっぱいあるが連日の懇親会で今夜は少し早めに床につこうとは考えているが富良野ワインをご馳走になって意外と目が覚めた。富良野は占冠村の案内人岡崎さんのご好意で連れてきてもらった。宿泊は民宿だが富山から明治に入植された開拓団のご子孫で現在は民宿と息子さんが子牛をやっていらっしゃるご主人の話を伺った。

 開拓団のご苦労はさることながら息子さんがもう牛をやり出して15年になるがいまだに採算が取れない現状をお聞きし本当に驚いた。畜産をやるために5000万円を越える借金をしていまだに採算がとれずに借金返済にご苦労されているという話は農業がいかに効率が悪い産業かということを如実に表している。田んぼや畑はただのような価格で手に入るとお聞きしいろいろと温めている企画事業に活用できるかも、と考えた。機械も中古等がかなり安く手に入るのでやる気があればかなりやれる環境はある。が、コスト以上に高価格で販売できるかどうかにかかっている。

 15町歩の田んぼもそんなに高くない価格で手に入れられるが課題は販売だ。それにも考えはあるが、今夜はまずは現状をじっくりとお聞きした。ワインと手料理がおいしく部屋もきれいで今夜は本当にゆっくりと休めそう。

@手前が占冠村の岡崎さん、奥が民宿のご主人



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