黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

DR600ダカール で海岸線で遊ぶということ……

2018年08月18日 | バイク


砂浜はね……昔は我が物顔で走りまくってましたが、今は控えめに「チョッと走れたら走る」程度でしょうか。
海岸線は基本的に国有地であって「公共物」でもあり、誰もがレジャー等で遊んでいいのです(海水浴場がそうですね)。

漁業権や海岸法等で気軽に寄り付けないところや、みんなのものって言っても、勝手に家建てたり「占有」してはいけません。
特に福岡の砂浜は「海亀の産卵地」として国から管理を委託されてる自治体が大切に保護活動をしてたりします。
つまり「違法ではないが、大人としてバリバリ走っちゃうのは如何なものか」ということになりますね。

昨今は自然保護やエコロジーに躍起になって取り組む人たちが溢れてます。
コンプライアンス。あまり好きな言葉じゃありませんが、本来企業の規制追従で使われてるこの言葉が「遊び」にまで使われてきて久しい。
何が良くて何がいけないか、熟考する歳になったってのは確かです。

しかし忘れてはいけない。
我々が生き、生活をし、家を建て道路を整備し、駅を作りダムを作り水道菅を大地にくぐらす。
「インフラ整備」こそが究極の自然破壊だってことを。

「生きるため、仕方ないだろう」



「しかし遊びには思いやりが必要だ」
けれども人は「仕方なく都市生活をしている」のではない。
「好き好んで。便利だから。」やっているのだ。
思いやりは、仕事であろうと、遊びであろうと、全ての生活に必要だ。
「そんなもん、当たり前なんじゃないの?」
人は楽をしたがる。それ自体は悪いことじゃないけれど、ついつい忘れっちゃうのもまた事実。
なんとなく遊ぶのも、なんとなく生活するのも大いに結構。
「何かいつもと違うこと」をする時した時、少しは何を犠牲にし、何かを壊しちゃいないか、なんてことを…






真夏の砂浜を走り、ゆっくりと考えていました。





(砂浜に出る上で、柵越え、遊歩道走行、進入禁止無視、いっさいしておりません)

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