歩いてゆくと、何やら道が封鎖されているのだった。
いつも歩いている道なので思いもよらないことだったが、
看板のようなものが道を塞いでいるのでそこに立ち止まった。
『スズメバチの巣があるため、立ち入り禁止』
ハチにやられちまうのは嫌なので、その日は道を引き返した。
しばらく経った今日、その道へ進んでいった。
道は何にも邪魔されず続いているだけだった。
もうハチはいないのだと安心して歩を進めた。
すると今度は、封鎖はしていないが、
新しい看板が立てられてあるのだった。
『マムシがいるため、近づかないこと』
マムシ・・・。わざわざ写真まで添えてあった。
自分はビビリなので、道を引き返そうかとも思ったけれど、
なんだか面倒くさい。そこで臆病者の勇気を振り絞って、
地面をねめながら、震えて進んで行ったとさ。
いつも歩いている道なので思いもよらないことだったが、
看板のようなものが道を塞いでいるのでそこに立ち止まった。
『スズメバチの巣があるため、立ち入り禁止』
ハチにやられちまうのは嫌なので、その日は道を引き返した。
しばらく経った今日、その道へ進んでいった。
道は何にも邪魔されず続いているだけだった。
もうハチはいないのだと安心して歩を進めた。
すると今度は、封鎖はしていないが、
新しい看板が立てられてあるのだった。
『マムシがいるため、近づかないこと』
マムシ・・・。わざわざ写真まで添えてあった。
自分はビビリなので、道を引き返そうかとも思ったけれど、
なんだか面倒くさい。そこで臆病者の勇気を振り絞って、
地面をねめながら、震えて進んで行ったとさ。