Laissez-moi 2023年 スイス、フランス、ベルギー <劇場>
監督、脚本 マキシム・ラッパズ
脚本 マリオン・ヴェルノー
出演 ジャンヌ・バリバール トーマス・サーバッハー ピエール=アントワーヌ・デュベ ヴェロニク・メルムー アドリアン・サヴィニー マルタン・ライナルツ アレクシア・エブラール マリエ・プルプスト イヴェット・テロラズ ほか
感想 お話は中年女性版「ギルバート・グレイプ」という感じだが、見せ場になるような事件は起こらなくてギルバート同様出会う。障害のある息子を女手ひとつで育て上げたときに恋をするわけで揺れる。過呼吸になったりもする。そしてもう若くない肉体で男と愛し合う。主演のバリバールがあまり美しくないので裸体を晒されると痛々しく感じられたがリアルに近いのかもしれない。舞台になるスイスのダムが美しくて印象深い。「ギルバート・グレイプ」は万人向けの名作だがこちらは大人向けの小品といった感じかな。悪くはないが素晴らしくもない。主演女優がもっと素敵だったら違うんだと思う。けれどもリアルのためにバリバールなのだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます