古より夜中の2時からが魔の時間であると言われている。この理由がいまいち分からなかったのであるが、やっと理解できるようになった。魔の時間とは魔が目覚め活動を始める事を言うのであろう。魔とは、悪霊のことであり、悪気や鬼気や地縛霊や先祖の霊や動物靈など目に見えない多数のエネルギーが存在している。
昼は眠っているのか、その活動は弱いのであるが、夜中の2時を過ぎると猛然と勢いを増すのである。今湯布院アシュラムでは脱皮行を行っているのだが、この行を夜中に授け、床に就き、眠りに入った直後の2時を過ぎる頃、悪霊は猛然と襲い掛かってくるのであります。まさに悪霊との戦いであり、これに打ち勝つことにより、次の段階へ進むことが出来る。
成功の証は、サマディーの初段階である死のポーズが完成する事であります。これができるようになると、ある神のエネルギーが頭のてっぺんから入り、足の指先に抜けるようになる。これが次のステップ(解脱)に向かうにおいて重要である。今私たちは、放射線や電磁波の中で修行を行っているのであるが、正直言って大きなハンディキャップを背負っているのである。
私が継承している生き神様の時代は、明治の後半から大正時代に活躍した人々であります。当時は放射線や食品公害や大気汚染の無かった時代でありますから、この正法を用いて多くの人が成功しているのであります。が、今は相当の覚悟をもって行わなければ成功はしないと思うところであります。が、つい先日一人の男性が初段階のサマディーに成功しました。
インドでは天井の低い暗い部屋に5~6人詰め込んで三日三晩無言行で行われる。夜聖者がバケツにヤギの生首を入れて現れ生首を触るように促す。ナーガランドのシッディーテンプルは、ご神体に毎日ヤギの生首が供えられる。コルカタのカーリー神院でも同じことが行われているのだが、果たしてこのヤギの生首を用いた行法で成功するのであろうか?現実に私たちは失敗したのであります。
経典には、ある動物を用いるように書かれている。だが、その動物は絶滅危惧種に指定されており、入手はインドでも中国でも不可能である為、ヤギが代用されているようである。が、その効能は100分の1以下と書かれているのであります。まだ規制の無かった時代には、経典通りの動物が使われ、多くの人々が恩恵に授かったのであろうが、現在では成功例を聞いたことがない。
本物の動物の効能には、はっきりと悪気や鬼気を追い払うと書かれている。2000年前に書かれた書物の時代には、たやすく入手できていたのであろうが、今では継承された物以外で入手する方法は無いのが実情であり、インドでも代用品が使われているのであります。
幸いに湯布院アシュラムには、生き神様から継承された品々があり、黒焼きを服用することも、現物を両手に握って行を行うこともできるのであります。これもシルディーサイババの仲人により、生き神様に縁が結ばれたお陰と感謝しながら行を行っているところであります。
なぜ魔の時間が理解できたか?また、難病は魔の為せる病気なのか?・・・以前数日間、発達障害の女学生を預かり、観察していると、夜中に突然奇声を発する現場を目撃することが何度かありました。朝起きると頭は寝た時と逆の方向に来ており、相当もがいた事が推測できるのです。
ある動物の効能の中に、久しく服用すると悪夢から開放されるとも書かれている。この悪夢を見る時間もおそらく午前2時からでありましょう。この子はひどいアトピー性皮膚炎があり、布団に入るとかきむしっていたのだが、これも悪霊の活動から起こるのでありましょう。
医学では、布団の中に入り暖かくなるから起こると説明されるが、何のことは無い。悪霊が活動を始めるから起こるのである。その証拠に、頭の中の熱が下がり、頭の症状が軽くなるに従い、皮膚炎はきれいに治ったのであります。このように実際起こっている現象から考えるに、難病も、解脱が難しいのも、根本は丹田の中に住みついているブラックのエネルギー(悪気・鬼気等の悪霊)が原因であると推測しているのであります。