辺りは急に闇になり、やがて豪雨と雷鳴に人々は恐怖を感じる。恐怖をじっと耐えた後、空に太陽が輝き、その光の中に七色の虹が現れる。
これは、脱皮から神の世界に導かれる様を形容されているのだが、お分かりでありましょうか?七色に輝く虹は、蛇と類似した虫偏を用いている。この虹の正体は、ある動物が体内で創造した宝珠を現わしているのである。如意宝珠やマニ宝珠と呼ばれるもので太陽に照らせると七色に輝き、鱗片状に重ね合わさった球体であると言われており、その粉は六角形の形状をもつたんぱく質である。この球体を持つ動物のエネルギーがメビウス状に天空に駆け上っている状況を虹で暗示させているのである。
また、その物質を持つ動物が脱皮を終了した人間の魂を神の世界に連れて行く様を形容しているのである。初期段階のサマディーが完成すると宇宙エネルギーは体の中を通り抜けさらなる浄化を行う。
ある程度浄化が終わると、手を合わせた両手の中指からこの動物のエネルギーが入り込み丹田に蓄積される。量がある程度貯まると、背中および丹田の後ろ側から引っ張られる強力なエネルギーが来て、そのエネルギーが神の世界へ連れて行くのである。さて、胃の中で球体を創造できる動物はナーガラージャなのか?謎に包まれているのであります。