とは・・・・人間を救済するには、縁が結ばれなければ難しいとブッダは言っています。この時の救済とは、解脱の事であり、解脱とは六道輪廻の輪から解放されることであります。※人間とは、霊止(人・ひと)になるまでの修行期間であり、霊すなわち守護霊や指導霊がつくまでの修行期間と云う事になります。
なぜ人は解脱を求めるかといいますと、六道輪廻の輪から解放され、来世は神の世界に生まれる事を魂が求め出したからであります。ですから、求めない人にいくら仏や神の世界を説明しても聞く耳は無いわけですから、聞く時期が来るのをじっと待たなければなりません。
いくら自分が素晴らしい教えと思っても、人それぞれで、その道に感化されたら困る人もいるわけであります。例えば実業家は事業を通して国の為に頑張るお役目で生まれているかも知れません。高級役人も日本の為に邁進しなければならない宿命かも知れません。
その方々にとっては、心が動揺される話を、長く聞かされると迷惑かも知れないのです。つまり車のブレーキとアクセルの関係と同じく、同時に踏むことは出来ないわけであります。その方がたも決して神を信じてないわけでは無く、わかっているが、今は無理だと悟っているかも知れないのです。
ですからブッダは神縁(神のイニシエーション)がないと解脱は難しいと教えているのであります。それでは、私たちは、何故求めているのか?それは、魂がなんとなく神という存在を意識し始めたからであります。
この意識し始めた時が縁が来た合図なのであります。ヒーラーならもっともっと多くの人を治したいと思う様になった時であります。お金を儲けるためではなく、治すことが出来なかった人を、どうしたら治せるようになるかを考え始めた時であります。
もっともっと儲かるにはでは無く、どうしたら治すことが出来るようになるかと思うようなった時でありましょう。治す力を得るためには、人々のために働かなければなりません。
見返りを求めない働きをしなければなりません。菩薩とは、来世は神になることが約束された地位にいる方々です。この菩薩の仕事はただ一心に人々を助けることなのです。それが如来を目指す修行だからであります。
菩薩さまは、解脱はしているが、この世に留まり、救済に精を出している高貴な人であります。解脱をする事で人々を救済(この場合の救済はゴッドヒーリング)する力を得ることが出来る分けですから、私に縁があった人々は真剣に学ぶ事になるのです。
当然お金もかかります。何故なら修行に使う材料費が高いからであります。その材料を使い修行する方は、利益の一部を神に還元しなければなりません。ですから、例え神のエネルギーを使うとはいえ、治療費は頂かなければならないのであります。
菩薩さまは、その過程を過ぎた人ですから一方的に与える事が出来るのであります。ですから逆説的に考えますと、お金が必要で無くなった時が、解脱が完成された時になるかも知れません。
特別行を学んでいる方々は、気功を勉強しているのでは無く、解脱の仕方を学んでいるわけですから、気功とは別次元の学びという自覚が必要であります。また、人々を惑わす恐れがありますので、人には漏らさないことが肝心であるのです。生き神様の教えや密教は、気功教室の延長線ではなく、別次元の教えであることをご理解頂きたいと思うところであります。