癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO772・・・縦穴と磁力線

2019-10-20 | ヒーリング
 即身仏(ミイラ)と言われる最終解脱の行は縦穴状に地下に掘られた一種の洞窟で行われる。
大概は歳を取った長老が人生の最終仕上げとして行われるのであろうが、ブッダ(釈尊)は生きている間に
行えと述べているところから見るとミイラになるのと解脱(生き仏)とは多少違うように思うが、
ここでの話は、何故深さ1,5~3mの縦穴で行うのかについて考えて見たい。


 地中には白竜と呼ばれる磁力線が流れていると言われている。白龍と磁力線は分かりやすく言えば氣の流れ
であるのだが、何故磁力線と呼ぶのであろうか?磁力だから磁気を帯びた流れと言う事になる。
この磁力は地下1m~3mくらいの幅で川のように龍のようにくねって流れている。深いところで3mくらいあると
言われている磁力線を地中に引っ張り上げ植物の根に注ぎ込ませるのが、炭素循環農法と言われる農業の大元の考えでありましょう。


 炭素が磁力線を引き付けるので、焼き畑農業やもみ殻燻炭や稲刈りが終わったと田んぼに火を点ける農法があると思っている。
この時重要なのは、その土地にいかに腐葉土があるかどうかでありましょう。即身仏を目指した行というか死後を目指す人が行った
条件は、山の中の枯れ葉が多い、水はけの良い場所が選ばれ、内側の穴の周りには炭が多く積み上げられている。


 ここでも炭素である炭が出て来るのであるが、この炭はどのような木で作られたのか?炭の条件は白炭なのかを調べたいのだが
一般には公開されていない。が、これらの条件を考えた場合、やはり熊の冬眠の条件を考えずには解明出来ないと思うところです。熊は
雑食性というか動物も鮭やマスなどの魚を大好物している。


 そして草食動物の鹿の肉は腹持ちが悪く、熊の肉は腹持ちが良い為に狩りに行くときは、熊の干し肉を持って行くとアイヌの文化
には引き継がれている。肉食は腹持ちの良い肉質になり、草食動物は腹持ちが悪い肉質になる。という事から勘案するに、腹持ちが
良いという事は消化が悪い為にいつまでも体内に留まっている事にはなりはしないだろうかと、私は考えるのです。

 これに腸内の体温が高いと腐敗するのではないかと考えるのです。ゆえにデトックスの為に冬眠が必要なのではないかと考えるのです。
これを人間と大地に置き換えたら理解しやすいのでありますが、腹持ちの良い肉を多食したら、体温の高い腸内で腐敗して黒い便を出す事になりは
しないだろうか?反対に腸内の体温が低い人が腹持ちの良い肉を多食したら下痢になるのではないだろうか?

 土の中はどうなっているのであろうか?山の中の土は当然枯れ葉や雑草が目に見えない微生物によって時間を掛けながらゆっくり熟成
され程良い醗酵において肥料が作られている。発酵が間違えると腐敗でありますから、温度と酸素量によって決まると思われます。日本酒を
造るには温度が高い沖縄などでは出来ないゆえに焼酎が主流となっている。

 ゆえに温度で決まると思われ、それに炭素が絡んでいるのでありましょう。炭素と言えば炭が代表的なので、炭を作るための木は何かを
考えて行くと、九州地方はシイタケを作るために必要なクヌギの木であり、東北地方は楢(ナラ)やブナでありましょう。この三つの
共通点は、白炭が出来る木であり、実はドングリの共通点があります。

 
どんぐりの実は地面に落ち微生物で分解され肥料になるのですが、硬いどんぐりの実を分解するには、強い微生物が必要であると
考えると、やはり糸状菌に行きつくのです。この糸状菌はシイタケやキノコ類を繁殖させる強い菌ですから、出来た土も強い土壌で
あり、そこから収穫する作物も当然強い物と想像できるのです。またシイタケやキノコ類は栄養素ではなく、腸内の菌の為に
良いと言えるのではないでしょうか?それより増して最大の効能は腸内の温度を一定に保つ働きをしているのでは思うのです。

 適正な温度とは、これも熊の冬眠時の体温やミイラになるための適正な温度の20~22度と推定するのです。そのバランスが
壊れた時が悪玉菌の繁殖であると思うのです。ですから、腸内の温度を一定に保っていれば、気の暴走は無く丹田の内側の大腸内に
しっかり留まると思うのです。

 外敵(ウイルスや土壌菌等)から身を護る外側の体温は高くても良いのですが、内側の大腸内の温度は適性を保たなければ、腐敗のツボとなるでしょう。
温度が高ければ日本酒(お神酒)にはならず酢になる事からも理解できると思います。

 これで何となくわかりかけて来たのですが、たい肥はなぜ悪いのでしょうか?ヒマラヤの瘤牛は一日の内眠っている以外は、
いつも口を動かしています。一日何キロも移動しながら足元の小さな雑草(アーユルベーダーの薬草)を食べています。冬に
なり雑草が無くなると葉っぱを食べています。届かないところは人間が木に登り枝ごと切り落とし牛に与えています。

 その牛から排出される糞便は下の畑に直接流され肥料になります。繊維質の多い糞便は乾かして焚きつけの材料になり、家の
土間や壁の虫よけとして塗られます。ヒマラヤの一部の地域ではケミカルが嫌われ全ては自給自足の生活で文化を守り通して
いるのです。

 大便は手で拭きトイレットペーパーは使いません。食器はおくどの灰で洗います。歯は木の枝で磨きます。髪の毛は
米の研ぎ汁でしょうか?(見たことはない)いまだに牛を使って耕しています。ここで何を言いたいかと言えば、日本の
間違った農業の中にたい肥の使い過ぎが言われているからなのです。

 ヒマラヤ(標高2000m)では牛のたい肥が肥料として使われています。日本でも使われていますが、その為にあらゆる
防虫剤や殺菌剤や農薬が必要になっています。まさに農協が儲かる農業が定着しているのですが、ヒマラヤでも一部の地域では
近代農業を行う人が増えつつあるのですが、まだほんの一部です。自然農法を守り通している人々は農薬だけの野菜は食べないと
わざわざ小さな野菜を買い求めています。この環境でサドゥー達は修行しているのです。

 ブッダ(釈尊)の時代は当然な事ですから、これらの危険性は余り聞いた事はないのですが、何が危険なのでしょうか?
問題は牛が食べる食べ物だと思います。日本は配合飼料がないと酪農は成り立ちません。その多くは遺伝子組み換えのトウモロコシか
草に置いても枯葉剤が入った草が輸入されています。それを食べた牛の糞尿が土に入ったらどうなるか答えは出ているのです。

 土の中に住み土の改良を行っている微生物はどうなるのでしょうか?糸状菌は非常に強い菌ですから、原爆が落ちても死には
しないでしょうが、弱る事は間違いでしょう。それを想定してキノコ類を増やした食事が必要だと思います。

 自分で書きながら、何が何か少し混乱が始まりましたので、ここまでにしておきます。多分読み返さないから、ご理解が難しいかも
分かりませんが、少しだけ理解して下さい。間違っているかどうかは全ては結果です。毎朝黄金色(こがねいろ)の大便を
排出しているか、どうかで食事が間違っているか正しいかが分かると思います。それも少し気張って出す人が神に近い修行法を実践
している人だと思います。即席培養できる弱い乳酸菌では、黄金色の便にはならないのですよ。瘤牛から出る乳から造る
ヨーグルトは別物かも知れません。

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