ロシアの極東イベリア地区は他にくらべインフラ整備等手が回らぬ事情があったと思う。国民が困って何とかしてくれとまでは困っていないとみる。島民感情、住居、服装等ね乱れは見えぬ。国として従来通り放置することは許されず、インフラ整備、交通手段としての空港整備等に重点を志向し始めた。アメリカ、ヨーロッパ地区と相反する支配力は、ロシア一丸となって、国を護る国防費は疎かにできず、日本が眼を向けだした今、何故日本が問題とする国土帰属問題に乗る必要かあるかロシア自体再検討の入った。ウラジオストック港からの海軍力の強化が見込めない限りメリットはない。日本はアメリカから離脱できない国だと見越している。自国の防衛をアメリカに依存し、ロシアとして日本は防衛上何ら当てにならないと視る。後方支援など論外だ。そこで提案された経済問題、互いに自国の法に則りたいと言う。難しい限りだ。70年前日本は、国体護持さえできれば、と無条件降伏した国だ。今日まで諸国に護られながら経済発展してきたので、何も卑屈になる事な無いが、威張ることもない。国と国同士のは、歴史と言うものがある。日本に籠って踏ん反りかえって見ても、所詮は、空威張りとみられる。隠忍自重すべき事項は慎重に、国民総意で確実に実績を積むべきだ。日本の独立は遥か彼方にあるかも?
元島民は80歳を超え、待望の領土復帰までの時間が切迫し何とか早くしてもらいたいと言う。北朝鮮の拉致問題、本質的に見れば、拉致は人攫いの人道的違反行為である。こちらも同じく残された時間がないと言う。親子の別れ離れ、兄弟の分断相互面談すらできない国境等基本的に大きな差がある。時間がないのは拉致問題の方にある。ロシアとは、不可侵条約を無視しての戦線参加が今日の悲劇を生んでいる。これが戦後70年以上経過し、占領された土地に住民が新たに生まれ、島民からは、祖国の島と意識し、日本人が好き嫌いでなく、民族としてのプライドがあり、経済的利点のみでは解決しがたいものがある。戦争と同じく、対立しても個人個人は何ら憎むべきものはなく、むしろ別れには涙する人間の本来の姿となれる。これが、国と国、政府と政府とのるといかに打ち解けたなかになろうとも、口先だけで説得できる問題でない。多数の小国を集めての一国形式の大国では、その困難さは、波及する予想外の問題の処理も考慮せざるを得ず、当面さらなるチャンスを待たざるを得まい。解説者の中によくプーチン大統領を知っておられる発言におめにかかるが、他人で、一国の長たる人物、ソビエト時代は、諜報機関に属した人物、推し量るのも容易であるまい。
私が日本で一番政府が困っている問題は、長寿(年金)と健康(医療費の増大)だと思っていた。早く死んでくれとも言えず、これ以上薬価を上げられず、老老介護は増加し止まるところを知らずの様相だと思っていた。自分が超老齢年齢だからだ。御多分に漏れずの寝て切りにはならないが、薬は続けて飲んでいる。小さなアパート経営しているが、結構やる仕事はあるもんだ。これがなければ、一日中寝たり起きたり、ありがたくない人生を来るものが来るまで、のほほんと構え、体力の衰え、頭の鈍化、眼も疲れやすなってくる。こんな人生をロシアに勧めるのか。張り合いのある人生、それが長かろうが、短かかろうが各々の運命だと思う。政府としては働ける丈夫な老人になれるような仕事を生み出すことではないか。健康診断をやれば済む問題ではない。こうしてブログを書くのも、頭の老化防止の一助と思い、喋る相手が少なくなるなか、自問自答を繰り返している。寒さに強いロシア人の健闘を祈る。
海老蔵の奥さん「小林麻央さんの「闘病間の様々な記録、それは家族に対してであり、御贔屓筋の方々に対するお礼でもある。病は気からというが、病は病である。闘病に全精力を打ちこむべきである。ブログをせめているのではない。読み書き、考えるこの作業は健康時は楽しくもあり、さほど苦痛ではないが、一度病の次の波が押し寄せると、本人以外理解できないほどの苦痛を伴う。折角今日まで我慢してきた麻央さんのブログ読者の激励が闘病の苦痛とならぬ様にしてあげることが読者としての温かみだと思う。苦痛の叫びがいかに病を苦しめていないか心配である。
安倍総理の私の世代で領土問題、平和条約等解決したいとの意気込み多とする。会談場沿道には「、七生報国」を掲げる右翼の宣伝車が走る。戦後70年たった日本の姿はどうだろう。自分の世代で片付くほど安易な問題でない。七度生まれ変わっても、日本を取り戻す息の長い歴史を踏まぬとおいそれとは解決できぬ。一方で制裁を加え、もい一方で笑顔を振りまいても民族の歴史は何処の国も一人の力ではかえられないと思う。七生報国とは、楠正成が足利尊氏に敗れ自刃した時の言葉である。戦に敗れたからと、一度で諦めてはならぬ。隠忍自重の耐乏生活が再生を可能にする。早まっても、ものには潮時と言うものがある。その潮時まで引っ張て行く政治が必要なのだ。早まってはならぬ。政治をせめてもならぬ。功名に眼が暗むことの無い様に国民は冷静に判断すべきだ。