戸根明彦ブログ

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第3章 成長(1)

2012-12-06 22:44:41 | 日記
さて、今の私の気持ちはこれ位にして、
続いては少年期(小学校、中学校時代)のお話をしていきたいと思う。

私の周りには年の近い子供は少なかったこともあり、
小学校というところは非常に刺激の強いところだった。
今までやったことも聞いたこともない事を勉強させてもらったり、

多くの友人たちと遊んだりする事は、
私の中にあった人を楽しませる、
喜ばせることの喜びを満足させてくれる場所でもあったようだ。

それまでは一人で遊んだり、考えたりする事が多かった為、
決定権も全て自分にあった訳だが、
ここではそうもいかなかった。

他人の考えを自分の中で吸収したり噛み砕いたり、
時折困難な局面も体験する事となった。
そんなこともあり、小学校に上がってしばらくは人に合わせて、
人を観るということをやっていたような気がする。

もとよりおとなしい性格でもある為、
人と揉めたり喧嘩することは殆どなかった。
また、一人であることへの慣れもあったので、
一人になることへの恐怖心もなく、
人に合わせることへの抵抗も時々感じていた。

かと言って、人に言われないと何も考えないということでもなく、
自分で遊びを企てて周りの