戸根明彦ブログ

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第6章 自立(2) 

2012-12-29 18:29:34 | 日記
早速私はクラブ活動でもあったサッカー部に入り、
同郷の先輩や他地域の同期とコミュニケーションを図りながら、
職場ではとにかく一つでも多くの仕事をこなそうと
頑張る事により信頼を勝ち得ていき、

休みや仕事の早い日には趣味だった麻雀を通して
普段付き合いのない先輩たちとも交流を深めていったので、
入社後半年位のうちにはかなりの交流網を得られて、
人間関係も充実させていく事ができた。

また入社した男性の新入社員は全員が研修の一環として
一ヶ月程の間柔道をする事になっていた。

というのもこの会社、これも入社してから知ったのだが、
全国から優秀な柔道の選手を入社させており、
関西の実業団の中ではかなり名の通った会社であり、
後にオリンピック選手まで輩出している位に力を入れていて、

柔道部員も20~30人程いて殆どが何らかの
タイトルホルダーという強者の集まりで、
普段の業務も他の社員より2時間ほど早く
終業して練習している状態だった。

そんな訳で入社から2年目までの若い社員は
社内柔道大会に出場するのが必須だった。

そこで私は以前にもお話したとおり、
中学時代に嫌々ながらも3年間柔道を体得している為に、
また高校でもかなり自信をつけたスタミナを持ち合わせていたので、

若手の中では柔道経験者も殆どいない中で
頭一つ抜けている存在感があり、当然社内大会でも優勝。

さらには薦めに応じ枚方市の体育大会にも出場し
段外の部にて優勝するなどしていた為、
会社の柔道部も参加する大阪の大会の団体戦の先鋒
(段外者)としても呼ばれて出場していた。

特別な訓練をしていた訳ではないが、
様々な場面に顔を出し思いがけず活躍したりするものだから、
知らず知らずに注目度も上がりいつの間にか目立っていたようだった。


・・・つづく

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