戸根明彦ブログ

ZIDEN.Produce.(自伝・自分史の制作)の運営をしています。HP:www.ziden-produce.jp

第3章 成長(2)

2012-12-07 21:04:33 | 日記
友人を引き込み接触を図っていた。
基本的には特定の人間関係のみに執着することなく、
交友の幅をどんどん拡げていったいた。

私の通った小学校は田舎の子供の集まりなので、
特別に飛び抜けて裕福だったり、優秀だったりする子供もいなくて、
本当に同じ目線で平等な立ち位置に皆がいたような気がする。
先生も周りの大人も誰ひとりとして特別扱いは無く、
仲良く過ごしていた時空間だった。

その後行動範囲も拡がり、少し大きな街や都市の人間と接していく中で、
この小学校時代の仲間が如何に貴重で思い出を共有する
仲間であったかと今思い知る。

そんな中でも特に仲良く付き合っていた友達は、
今でも気の許せる友人と言える。
恐らくみんな姿かたちはその時の面影はおぼろげとなっていて、
どこかですれ違っていても気がつかないのかと思うが、
お互いを認識すれば急激に時間をタイムスリップして、
懐かしい空気をその場に醸し出す事かと思う。

その証拠に、数年前に集まった同窓会がその空気感を物語っていた。
(因みに私もこの会を発起し企画、運営に携わった一人だった。)

それでは小学校時代の思い出やエピソードを時系列にお話したいと思う。
小学校入学当初のことは実はよく覚えていない。
緊張感でそわそわしていて、何となくガラリと環境の変わった印象だった筈だ。

1年生、2年生の頃は体も小さく体力もないので、
周りについていくのに必死だったような気がする。
学校で学ぶ勉強も基本中の基本で、
知識を積み上げるのに非常に大切な時間だった訳だが、
その頃どう習い勉強していたかも殆ど覚えていない。

何より環境や人に慣れるのに神経はフル稼働していたかと思われる。
1年生、2年生の時の担任の先生(坂本先生、松本先生)には、
私と幼馴染の家が遠かったこともあり、
細かく心を砕いて頂いていたのを子供心にも感じていた。

今でも大好きな先生というイメージが残っている。
今時は先生を尊敬したりする子供も少ないと思うが、
私にとって小学校時代の先生方には尊敬の念を今でも抱いている。

・・・つづく

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