聞き耳ずきん

小人閑居してブログを為す?

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難聴、保護犬のこと、それに戯言なぞ綴っていきます。

【お出かけ】錦市場と若冲:京都の旅の補足

2016-08-23 13:41:57 | 旅行

錦市場の旗(?)が気になって調べてみました。

若冲の生家の場所はなんとなく知っていましたが、生家が青物商を営んでいたのですね。更に最近、錦市場と若冲の深いつながりも判明してああいう展開になっているようです。

詳しくはこちらへ→錦市場商店街

上のサイトを読んでいただければわかると思いますが、錦市場で買ったお惣菜を食べることができる場所もあるそうです。

リサーチ足りなかったなぁ。知ってたら、ココでお昼にしたのに。

  

(ここで30分が経過・・・)

 

やっと見つけましたーー!旗じゃなくてタペストリーでしたーー。えへへ。錦市場の「若冲 お里帰り」というイベントの一環だったんですね。全部で8枚あるそうです。

詳しくはこちらへ→『錦市場枡屋の長男若冲を偲ぶ』

 

 

更に、若冲が好きなあなたへ。

NHK日曜美術館「出かけよう日美旅:第一回京都 若冲の旅」

 


【お出かけ】京都旅行を振り返って

2016-08-23 11:14:22 | 旅行

旅行中も連日真夏日だったようです。でも私の実感として「耐えられない暑さ」は無かったです。私が三重出身でまぁほどほどに耐性があるのかもしれなせん。それと扇子、日傘を準備していったもよかったのかも。長野県産の三人も、涼む時間を入れたせいか暑さに対する不満は出ませんでした。

 

旅行の計画はいつもギッチリ詰め込んじゃうところが私にはあるのですが、今回はゆとりのある計画、無理を言わない、子供の希望を入れる、以上を心がけました。

本当は圓通寺にも行きたかったし(ここ借景が素晴らしいんですよ!)、京福電車にも乗りたかったし、花見小路も行きたかった。でもそれをやるととんでもないことになってしまいます。海に行きたいところを尋ねたら、「北野天満宮の宝物殿」「京都国立博物館」ということだったので、これは時間をある程度取りました。ツレアイは、大人なので自由行動でいいかなと。空は2年後に修学旅行で来るので、希望は聞かずw 本能寺には急きょ行きましたが。

 

昨日、海の学校に提出する日記のようなものをちょっと見たら「京都旅行、楽しかった」と書いてあり、(よかったー)と思いました。最近めんどくさ・・・難しいお年頃なのでw


【お出かけ】16年ぶりの京都:三日目(人がいない三年坂)

2016-08-23 11:05:26 | 旅行

さて京都三日目最終日です。まずは写真を何枚かどうぞ。(かなり直せましたが、まだ寝てる画像があります)

 

 

まずは仁王門。

 

 

清水の舞台上。

 

 

ここで年末に「今年の一文字」とやらが発表されますね。彼方に京都市街が見えます。

 

 

清水の舞台を振り返って。

 

 

三年坂。

 

 

八坂の塔を望む。

 

ざっと写真を見て、なにかお気づきになったでしょうか?

 

そう・・・人がほとんどいないのです。清水の舞台上に少し見られるだけですね?

この辺りにいらっしゃったことのある方なら(テレビで見た人も)ご存知だと思いますが、普段は歩くこともままならないほど人が多い!です。この日は5時に起きまして、ホテルでタクシーを呼んでもらって山門前まで行きました。(海に歩いて行きたかったと後で文句をやんわり言われました)6時の開門時間まで15分ほど待ちました。そうですねぇ20人ほど待っていたでしょうか。清水寺も落ち着いていてよかったですが、門前の道も風情を感じられてよかったです。お土産物屋さんは開いてなかったですけどねあとで子供らに聞くと音羽の滝でゆっくり水を汲めたのが良かったそうです。

宿に7時半くらいに戻ってツレアイを起こし、荷物を手早くまとめました。

ロビーに降りて再度タクシーを呼びました。

タクシーを使うって贅沢な気がしていましたが、「暑さ」「疲れ」更に地下鉄に乗った場合、大人料金×4でタクシーの方が安いのです。

イノダコーヒ本店まで乗せて行ってもらったのですが、(ここ行くんかー)と言うようなこともありなかなか面白かったです。

店に着くと外まであふれて並んでいました。

あちゃーと思いましたが、新たに二階席も開放したようですぐにテーブルに案内されました。

 

じゃ~~ん。「京の朝食」です。

オレンジジュースは店で絞ったオレンジジュースでしたよ。スクランブルドエッグも完璧な仕上がりでした。

 

ここも16年ぶり・・・と言いたいのですが、16年前に来たとき・・・閉まっていたんです、火事のせいで結婚直前にツレアイを連れてきて、「あれーー?無い・・」とココを囲ったトタンの前をウロウロしてから16年が経ちます。焼ける前に何度か入ったことがあって、大好きな店なんです。(イノダコーヒ、火事から再開まで)

食事も終えて、歩いて錦市場へ向かいました。途中で見かけた渋い建物。

 この頃の建物のなにが良いって、自分たちが持ってる技術で一所懸命に西欧風の建物を建てようとしているところ。モルタルや木で石の彫刻風にしたり。

 

錦市場に到着~。

写真ではわかりにくいのですが、中央に若冲の絵が大きく掛けられています。

絶対とは言えませんが、全部違う絵だったように思います。

 

その日の夕方から私の実家に泊まるので、土産をなにかと物色しながら歩きました。定番の漬物と父の墓前用に蓮の花と葉の干菓子を求めました。あと麩饅頭も。歩きながら食べちゃったけど作りたてらしくめちゃうま!

宿に戻るために四条駅から五条駅まで地下鉄を使ったのですが、海が「歩いて行けるのに」とか言ったそうです。うん、私も歩ける。でも他の人がへばるのよね・・・。

荷物はまとめてあったのですぐにチェックアウトして、今度は伏見へと。

世界遺産ですもの。日本人としては行っておかなくては!

ずっと上って行くと「鳥居の養殖場」なるもの(もちろん冗談。ネタ元)があるらしいのですが、そこまでは行けなくて残念でした。

 

この建物が気になってねぇ。社務所に使われているらしいですが。

 

門前で昼食を取り、かき氷好きの海の為に更に茶屋。

大阪にも住んでいたことがあるのですが「冷やし飴」を初めて飲みました。生姜が利いているけど甘さが強めなのね。

 

お盆の帰省も始まり渋滞にかかると大変なので、3時には出発したのですが、思いのほかスムーズな流れだったので、もうちょっと滞在時間を延ばしたかったなと思った私でした。


【お出かけ】16年ぶりの京都:二日目夜

2016-08-23 00:01:29 | 旅行

【お出かけ】16年ぶりの京都:二日目(河井寛次郎記念館~)から続いています。

 

私は平気だったのですが、家族は暑さと疲れで、歩き回るのはちょっと酷だと思われました。そういえば地下鉄の駅がすぐそばです。地下鉄なら京都駅はすぐです。あそこならいろんな店があるでしょう。

 

あっと言う間に京都駅に着き、涼しくて楽だったのでみんなちょっと元気になったようです。

地下街の土産物店を覗き、京都らしい可愛らしい小物を眺めて、それぞれなにか気に入ったものを買ったりしました。

私は、文香にハートを撃ち抜かれ、散々迷った末に自分用にひとつ買いました。


中身はこんなのです。他にも二種類ありました。

その店は数珠の専門店で、数珠が臨済宗や日蓮宗などそれぞれ用に札が付けられ、さすがは専門店は違うと感心しました。去年、長野で必要になり求めた時には、そんな表示は無かったものですから。そして更に付けられたお値段のおよろしいこと(w)にも感心し、(さすがに高いものはケースの中なんだなぁ)と思いつつ、ケース横を見ると同じものが無造作に掛けられているではないですか。(ええんかいw)と笑ってしまいました。

買い物を済ませ、レストラン街に向かいました。さてどこに入ろうかと考えましたが、家族に聞いていると時間がかかるばかりなので「お好み焼きでいいですね?」とさっさと列に並びました。並びながら他の店を見ると行列ができているのはどこも和食の店ばかり。外国人客が多いからでしょうね。

15分ほど待ってテーブルに案内されました。九条ネギをたっぷり使ったお好み焼きなどを頂きました。

再び地下鉄に乗り、子供たちは宿へ返し、ここからはちょっと大人タイムです。

まずは新京極にある「京極スタンド」と言う店に入りました。ドアを開けると、うわぁ~~昭和!って感じ。メニューが凄いあるみたい。店内は満員です。私たちは帰られる人と入れ替わりに、大テーブルの中ほどに席を取りました。なんだったかな、頼んだのは。え~~っと、生ビール中ジョッキとつまみ三品で1000円くらいのビールセットと生をもう一杯だったかな。つまみは一皿盛りでした。くだけた感じがいいですね。そういえば、吉田類さんの写真が飾ってありました。アノ番組で来たのねw

長居はせずに二軒目へ。河原町三条をちょっと入ったあたりのクラフトビールの店「Beer cafe麦潤」。この店、ビールもよかったのですが、フードもなかなかしっかり手を掛けられたものばかりです。私たちが頼んだものもとても美味しかったです。そしてメニューを読んでいると書かれていることがなんか可笑しい。いいなぁ、地元にあったら常連になるなぁ、ここ。

何度か宿の子供たちと電話でやり取りをして安全確認はしていましたが、早めに宿に戻りました。お風呂で汗を流し、目覚ましを5時に(!)合わせて休みました。

 

更に三日目へと続きます。

 

 

【お出かけ】16年ぶりの京都:二日目(河井寛次郎記念館~)

2016-08-20 16:23:08 | 旅行

ホテルの朝食は例によってビュッフェスタイル。混むという話だったので、6時に起きて食堂が開く時間に行きました。もう既に何組か食事をしている方たちもいました。みなさん、早起きですね。 和食と洋食とあり、普段は洋食を選ぶのですが、ここは京都なので和食をチョイス。どれも丁寧に作って有りとてもおいしかったです。

食事を終えてホールを出るとき、入口に並んでいる人の数を見てびっくり!早めに来て良かった~~~。せっかくの旅行。ホテルの朝食で並んで時間を過ごすのはもったいないもん。

今朝の最初の訪問予定地は京都国立博物館で開館時間が9時半からなので、8時半まで子供たちの夏休みの宿題タイムを取りました。

 

京都国立博物館までは海の先導でぶらぶら歩いて行くことに。途中から階段を下りて鴨川沿いを行きました。川面に鴨や鷺がいたり、小魚が見えたりしました。

とか何とかしているうちに目的地に到着。

子供二人とツレアイは午前中をここで過ごし、私はここの裏手にある河井寬次郎記念館へ。適当に歩いて行ったら迷ったりしながらなんとかたどり着きました。 が、入口の案内を見ると開館まであと15分あるじゃないですか。手前で見たカフェで時間を潰すことにしました。

 

かなり人気のお店のようで二組ほど待っていて、そうこうしているうちに開館しちゃうんじゃないかと思いましたが、こういう店も久しぶりなので待つことにしました。ほどなくテーブルに案内され、コーヒーをオーダー。

お隣の席の方がとても美味しそうなサンドウィッチを食べていました。いいなぁ~。

 

 

さて本命のところへ。やっぱり16年ぶりの再訪です。ずーーっと来たかったんですよね。

陶工・河井寬次郎氏の住まい兼仕事場が記念館として開放されています。

私は、棟方志功氏の板画が好きで、彼と交友のあった河井寛次郎氏にも興味を持つようになりました。

置いてある物、一つ一つに力があります。河井氏が作ったもの、選んだものばかりです。



またしても写真が寝ちゃってますが、これがとてもいいなと思いました。京都を舞台にした「酒場ミモザ」という漫画があるのですが、最終巻に出てくるマスターの話を思い出して・・・

ゆっくり見て回ることが出来ました。京都国立博物館に戻りみんなと合流、そろそろ昼時なので歩きながら探すことにしました。

 

なかなか手ごろな店がなく、どうしたもんかと思って歩いていると左の方に石を積んで作った建物が・・・。

「近頃はソレ風に見せかけだけで作ったものが多いけど、これが本物なんだよ」と言いながら、入る予定のない路地に入っていくと、その建物は「半兵衛麩」じゃないですか!行けたら行きたいなとチェックを入れていたお辮當箱(べんとうばこ)博物館(入場料タダっすから)の場所です。ここで見学していると時間的にキツかったんですが、行かない手はないと二階へ。

さすが老舗の半兵衛麩だけはあります。素晴らしい品々を堪能させていただきました。

(私の数十倍素敵な写真。適切な説明のブログ→「レトロな建物を訪ねて」

半兵衛麩を出てちょっと行ったところのお豆腐専門店に(ここでいっかー。この時間に空いてるのはちょっとヤな感じがするけど)と思いつつ入りました。

しかし予想は大外れでとても美味しかったです。

 

ここで疲れ気味の空はツレアイと宿に戻ることになりました。私と空は「京の夏の旅」で特別公開されている「有栖館-有栖川宮旧邸」へと。意外と遠く、海は少々ヘタレ気味でした。

途中で見かけた素敵なお屋敷。大丸ヴィラだそうです。ここも特別公開されたりするのかしらん?


さて、有栖館-有栖川宮旧邸に到着しました。中で学芸員の方が由来などを説明してくださいました。

この建物も面白いのですが、京都の方の考え方などが話の端々に感じられてそれが面白かったですね。


帰る途中に見た狛犬ならぬコマイノシシw

写真また寝てるしw


蛤ご門を見たいという海の要望でちょっと御所に寄りました。前の方を行く外国人グループがみんなで一本の木にカメラを向けているのでなんだろうとよく見ると・・・・

セミの抜け殻×30くらい

なに撮ってんのか君らはw


蛤ご門の説明をよく読み、弾の跡を探し、時代を感じて・・・。

 

そろそろ宿に帰る時間。丸太町の乗り場も近かったのでそこから地下鉄で二駅。あっと言う間に涼しく早く宿に帰り着きました。部屋で宿の隣のコンビニで買ってきたアイスを食べて、お茶を飲んで涼しく休憩。

 

(あんまり長いのでここで続く)

 

あ。河井寛次郎記念館では、ちゃーーんと許可を取って写真を撮りましたからね


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