はーい。4月1日と言えばパリでは「ポワソン・ダブリル」です。
それは何かって?百聞は一見に如かず~。
可愛いでしょ?
しかも美味しいんですよ。
「パイ生地+カスタードクリーム+苺」で美味しくないわけがない!
今回はデニッシュ生地で作りましたけどね。
パイ生地よりデニッシュ生地の方がバラけなくて食べやすいかもしれない。
味でどっちが好きかと問われればパイ生地を推しますが。
何故、パリっ子たちはエイプリルフールにこのお菓子を食べるのか?
諸説ありますが、「春には鯖がじゃんじゃん獲れて、サバは馬鹿なのか?ってことで」とか(ひどいw)
「鯖と誘拐者の綴りが似てるから」とか(ちょっと意味が分かりませんw)ほかにもあったかな?
さて作り方です。
大まかに言って「デニッシュ生地」「カスタードクリーム」「苺1パック」「ナパージュ」「イチゴなど赤いジャム」が必要です。デニッシュ生地は前もって作っておくと楽です。
デニッシュ生地を作るのが面倒なら冷凍のパイ生地を使ってもいいですね。
〔デニッシュ生地〕
強力粉 200g
砂糖 20g
塩 3g
牛乳(人肌位に暖める) 100cc
卵 1/2個
ドライイースト 4g
無塩バター 10g
折り込み用無塩バター 120g
作り方
1.折込用のバターは15cm×15㎝くらいにしてラップに包んで冷蔵庫に入れておく
2.ボールに粉、砂糖、塩、卵、イースト、牛乳を入れて混ぜる。
3.全体的に混ざったらバター(クリーム状)を入れて混ぜる。
4.まとまったら油を薄く塗ったボールに入れラップをかけて30分程度発酵させる。
5.ガス抜きして打ち粉した台の上で15cm×15cmのバターを包めるくらい伸ばす。
6・バターを乗せて包みしっかり口を閉じる。
7.麺棒で伸ばす。20cm×45cmくらいに伸ばし1/3ずつ中央に畳む。90度回転させ同じようにする。
8. 7の工程をあと二回する。
冷蔵庫で休ませた生地を打ち粉をして麺棒で3mmくらいに伸ばし魚の形に抜く。魚の型は厚紙で作っておきます。
大きい方の型で二枚抜き、片方は小さい方を使って中を抜く。
卵黄で中抜きの方をもう一枚の方と接着する。上に乗せた方に艶出しのための卵黄を塗る。
鉄板に六枚程度載せて180度に温めたオーブンでキツネ色になるまで焼く。(15分程度?)
使用した魚の型紙
〔カスタードクリーム〕
牛乳 160㏄
卵黄 二個分
砂糖 50g
薄力粉 20g
バニラビーンズ 1㎝
作り方
1.鍋に牛乳とバニラビーンズを入れ火にかける。
2.ボールに卵黄を入れ砂糖を入れ泡だて器で擦り混ぜ更に小麦粉も入れる。
3・沸騰する前に火を止め半分ほどボールに入れ直ちに混ぜる。
4.茶こし等を使って鍋に戻す。
5.火をつけ焦がさないように煮る。
6.沸騰して30秒ほどしたら火を止めボールにあけ、表面が乾かないようにラップをかけ冷ます。
組み立て
1.冷めたクリームを滑らかにして好みでキリシュを入れる。
2.しぼり袋でパイの空洞に絞り入れる。
3.半分に切った苺をウロコに見立てて並べる。
4.ナパージュにイチゴジャムか似たものを入れて煮立てたものを苺の上に塗る。
完成ーーー!
残ったデニッシュ生地の活用法はまた今度ね