旅の終わり

ホテルから眺めたモンブランです。

定年した夫との記念旅行もそろそろ終わりです。

お互いいつまで連れ添っていけるのかわかりませんがこの旅は二人にとって本当にいい思い出となってくれそうです。





帰りはミラノの空港からで少し時間があったので又ここを歩く機会を得ました。
昨年の12月にここを歩いた時は体の芯まで凍りそうになりながら震えたものでした。

この日はまるで日本の猛暑日に負けないくらいの暑さで帰ったらこうだろうなとため息をつきました。






私のとりとめのない旅の話にここまでお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。
もし、これから海外旅行をお考えでしたら　そしてまだスイスを訪れたことがありませんでしたら、そして小さな花たちが大好きでしたら　ぜひぜひスイスをお勧めします。

天国の小道を歩いてください。




今日は台風の影響で何週間ぶりかで雨が降りました。

この後も暫くは暑い日が続くそうですのでどうぞお体ご自愛ください。

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アルプスの山並み

展望台からはアルプスの山並みが大パノラマで迫って来ました。

少し雲が出ていてマッターホルンを見る事は出来ませんでしたがヨーロッパの屋根と言われるアルプスを一望にして語彙の乏しい私には上手く表現出来ませんがとても感動しました。




モンプランもくっきりです。







こんなに高い雲の上の展望台まで誰でも気軽に来れちゃうという事もすごいです。






自力で登る人たちです。





シャモニーの町の一角に望遠鏡が添えつけてあってそこからモンプランを登る人たちがアリンコのように見えます。






シャモニーの町並みです。

私は几帳面にメモをとったり出来ない人なのでデジカメの画像とツァーの旅行日程表を頼りにここまで記事をアップしてきましたが
どうやら日本食を食べたのはこの日の夜だったと思い出しました。

この日は最後の夜でした。




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モンブラン

シャモニーに着いた私たちはモンブランを間近で見るためにロープウエィに乗って
標高3842ｍというエギーユ　デュ　ミディ展望台に登りました。






だんだんその山が近づいて来て







なんと激突寸前という感じで止まるのです。

かなり心臓に悪いです。





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シャモニー

私のスイスの旅もそろそろ終わりに近づきました。

翌日午前中はツェルマットからフランスのシャモニーまでの移動となりました。
途中のトイレタイムで撮った風景です。





昼食で立ち寄ったレストランからは大きな窓越しに山並みがパノラマで見えました。






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ツェルマットで

無事下山して再びツェルマットにもどり連泊しました。




夕方になるといつもヤギさんたちが街なかを行進するようです。











この日の夜は日本料理が恋しくなってガイドさんに教えてもらった日本料理店でお蕎麦をたべました。

こちらの方にも人気のお店のようで隣り合わせた外国人の父子が器用にお箸を使っていました。








この写真はお蕎麦屋さんとは関係ありません。



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スリリングなハイキング

麓の村はまだまだ遠いようです。







山並みやお花を眺めながらの楽しいハイキングでしたが

だんだん麓に近づくにつれ傾斜が急になって来て

ホントにここを降りるの？と問いたいくらいの急斜面を岩に手をつきながら脚を滑らせないようドキドキしながらゆっくりゆっくり下って行きました。









降りながらも岩場の隙間から可愛い花たちが緊張をほぐしてくれました。











画面では解りにくいですがこの岩場に清水が流れていて冷たくてとっても美味しかった。

ヨーロッパでは生水は飲めませんがスイスは大丈夫とガイドさんに聞いていました。





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逆さマッターホルン

麓の村へのハイキングの途中湖に移るマッターホルンに暫し見とれました。

これだけ雲もなく風もなくはっきりと湖面に映る姿にあえる時はなかなかないそうで私たちはかなりラッキーだったようです。





私たちの声を聞きつけてどこからともなくこちらの集団が現れました。






途中の展望台からの氷河の景観には圧倒されました。









かなりの高所ですが直射日光はかなり強くこちらはバテ気味でした。






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エーデルワイス

朝日のマッターホルンを見て展望台のレストランで朝食後は　ロープウェイで少し下ってから今度は麓の村を目指してのハイキングとなりました。







前回歩いた所では一度も見かけなかったエーデルワイスですがこちらでは咲いてる筈ですとガイドさんに言われ皆で探しながら歩きました。






こちらでも可愛い花たちがいっぱいでした。





















暫くしてから時折　アルプスにひっそりと咲くエーデルワイスを見かけるようになりました。





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ゴマ粒よりも小さく

高所の展望台ですがふと足元に目をやると信じられないくらい小さな花たちがひっそりと咲いていました。


私のはあまり高性能のカメラではないので近づけて接写モードで撮りました。

こうして画面で見るとしっかり花の形まで見えますが本当に小さく小さく咲いてました。

殆どその他の人たちはマッターホルンの神秘的な雄大な姿に気をとられこの花たちの存在に気づきもしませんでしたが。

私には宝石のように思えました。
こんな高地でこんな寒い目に会いながらしっかり咲いている花たち・・・

頑張ってるね。えらいよ。って声をかけたくなりました。



実際はこんな感じで









ブルーの花はワスレナグサでした。






お花を見ていたら陽も昇りマッターホルンも色を元に戻していました。





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朝日のマッターホルン

次の日は朝４時半集合で登山列車に乗り込み標高３１０３ｍというロートホルン展望台から
朝日に浮かび上がるマッターホルンを見ました。




展望台に付いた時は少し雲が出ていて心配でした












頂上部分が少しずつ赤く染まっていく様子はとても神秘的で感動しました。
時間にすると短い間でしたがこの時のシーンは今もはっきり覚えています。













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ツェルマット

ツェルマットではガソリン車が禁止されているということで全て電気自動車か馬車でした。
私たちはホテルの車に荷物だけ預けて少し高台にあるホテルまで歩きました。




この時マッターホルンは少し雲に隠れていました。












ホテルまでは10分から15分位歩いたかな。








このホテルに2泊しました。






その日は町のレストランでの夕食となりここで初めて今回のツァーのメンバーの自己紹介となりました。

北海道から名古屋から四国から埼玉からなど出身地はバラエティにとんでいました。　

私たちのような中高年のカップルが殆どでしたが母娘のカップルと新婚さんカップルが其々一組ずつ合計18名です。

私よりずっとご年配らしい方たちも旅なれた感じでずっとお元気に行動されていました。

この日のメニューは名物のラクレット（じゃがいもの溶かしチーズがけ）が前菜でチキンのカレーとデザートでしたがラクレットを食べただけでおなかが一杯になってしまった私でした。









夕食の後は町の中を散歩したりお土産やさんを覗いたり9時30分を過ぎても明るいスイスの夜を楽しみました。










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カートレイン

半日の自由行動の後はツェルマットまでの移動の旅となりました。



移動の途中もスイスの素晴らしい風景を満喫できます。






ブドウ畑も時々見かけました。




途中　トンネルを通過するためにバスや乗用車など車がそのまま乗り込めるカートレインなるものに乗りました。
乗客もバスに乗ったままです。

ガイドさんの話ではスイスは鉄道網が充実していることもあって鉄道会社の力が大きくてこの区間はその権益を守るために車用のトンネルを作らせないそうです。






テッシュという駅でカートレインを降りました。
ツェルマットは環境保護のためガソリン車は禁止されているということでここからはバスを降りて電車での移動でした。






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インターラーケン

翌日は今回のツァーで唯一の自由行動の日となり午前中だけでしたがハイキングを楽しむグループと別れて私たち夫婦は電車で２～30分くらい離れたインターラーケンの町に行ってみました。

往復切符をなんて言おうかと考えていたら駅員さんの方から「オウフク？」と聞かれて
「イエス」で済んでしまい拍子抜けです。


インターラーケンはグリンデルワルトよりは大きい町だそうですがそれでも端から端まで30分あれば充分くらいの可愛い町です。

時間が限られているのでとりあえず添乗員さんに薦められた遊歩道を散歩しました。







木漏れ日を浴びながら川沿いに進むこの遊歩道は反対側に素敵な家が連なっていました。






















のんびり歩いて1時間位の距離です。
私の早朝散歩もこんな所を歩けたら最高なんですけどね。



センニンソウが咲いていました。






ところでスイスではトイレにお金を取られたことはありませんでした。イタリアのように便座がないという事もなくいつも気持ちよく使えました。

ここにも公衆トイレがあったので入ってみるとあまりにも綺麗で感激しました。
まるでホテルのトイレ？と思うくらい念入りに清掃されてました。

おまけにトイレットペーパーはエンポス加工のものでした。
観光立国スイスの面目躍如なり。







多分女性という意味なんでしょうね。スイスではドイツ語とフランス語と2種類の現地語が公用語となっているそうです。

読めません。







今日は取り留めもなく長々と続けてしまいました。
ここまで見てくださった皆さんお疲れ様です。


続く・・・。




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立派なCOOPが

再びグリンデルワルトに戻って連泊です。


スイスではCOOPの大型店舗をよくみかけました。





こちらでも水遣りは欠かせませんね。






スイスを訪れる日本人観光客はかなりの多さなのでしょう。
こんな建物がありました。

日本語の案内も良く見かけました。







こんな家々はグリンデルワルトの雰囲気にピッタリ　マッチしていました。












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カウベルの音を聞きながら

１時間半くらい歩いたころ　ロープウエーの駅でトイレ休憩となったのですが　駅までの登り勾配がかなりのもので　たいした距離はなかったのにヘトヘトになり　大半の人はここからロープウエーで降りました。私もラクチンの方を選んでしまいました。




駅ではこの方がお出迎え













ゴンドラからの眺めもなかなかよかったですよ。






カランカランと心地良い音がして牛さんたちがのんびりと草を食べている上をゆっくり下っていきました。こんな雄大な景色の中で・・・






20分位で麓の駅に到着こちらではこの方がお出迎えです。





その後電車で再びグリンデルワルトのホテルに帰りました。




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