杉本苑子さんの「散華 紫式部の生涯」
ちょっと前に読み終わりました。
式部が幼い頃から亡くなるまで。
源氏物語を書いてから彰子中宮に仕えるのが
下巻の中頃からでした。
散華では
紫式部が幼い時に
父の為時の妹、周防が
袴垂保輔にみそめられます。
この保輔がドラマでは散楽の直秀のモデルなんじゃないかな。
保輔も貴族の館から盗んだものを庶民に分け与えていました。
彼はつかまり処刑されて、紫式部の叔母、周防は出家します。
ドラマの直秀も捕まり、鳥辺野で処刑されてしまった。
鳥辺野って、貴人を葬送するところだと思っていました。
源氏物語でよく出てきていましたので。
光る君へを見るなら
この「散華」
と、永井路子さんの「この世をば」
そして、田辺聖子さんの
「むかしあけぼの」
(清少納言の生涯を枕草子を交えながらかかれています)
を読んだら理解も深まるし、
もうバッチリだと思います。
大石静さんの脚本は創作だらけですので、この先どうなっていくのか、楽しみです😊
昨日、大腸内視鏡検査を受けてきました。
夫も私も小さなポリープを切除しました。
しばらくアルコールや繊維質のものは食べられません。