健康宅配便より転載
2013-05-30
2013-05-30
ーーー転載開始ーーー
米ハーバード公衆衛生大学院の
Michel Lucasらの研究チームが
「うつ病」に関するある調査を
女性を対象に10年間追跡しました。
その結果・・・
コーヒーを1日2杯以上飲んだ女性は、
週1杯以下の女性と比較して、
「うつ病」発症の危険度が、およそ35%
減少することがわかりました。
また、カフェイン抜きのコーヒーでは
危険度の低下が見られず、
1日550mg以上摂取した人は、
20減少したようです。
さらにコーヒーを摂取すると自殺率が低下する
という報告もあり、コーヒー=カフェインが、
「うつ病」や深刻化した「自殺」を抑止する効果
があるものと考えられています。
その他、カフェインの効能には以下のようなものがあります。
・アドレナリンが湧出し、気分転換や集中力が高まる。
・体脂肪を燃焼させるため、ダイエット効果が期待できる
・脳卒中など動脈硬化による疾病の予防効果
・肝臓がん、子宮内膜がん、食道がん、大腸がん、
頭頸部のがんなどの予防効果
・がん縮減(金沢大附属病院では「カフェイン併用治療」が
行われています)
このようなカフェインを含む食品を挙げておきましょう。
コーヒー、お茶(紅茶、ウーロン茶、各種緑茶、マテ茶)、ココア、
コーラ等の清涼飲料水や栄養ドリンク、チョコレートなど
カフェインは、オリンピックでは一定以上の摂取は禁止されていますが、
それだけ“効き目”がある薬の成分に近いということになります。
(実際、鎮痛薬、感冒薬にも含まれています)
とかく“悪もの”にされがちなコーラであっても、
目覚めに飲むと、うつな気分が吹き飛び、元気がでる、
という事例もあります。
もともとコーラの原料となっていた「コカの葉」は
薬草でもあったわけですね・・・。
ーーー転載終了ーーー