健康宅配便より転載
2013-07-11
2013-07-11
ーーー転載開始ーーー
ガムの起源は、メキシコ・マヤ文明まで
さかのぼりますが、熱帯雨林に生息する
サポディラの木から採れるチクルという
樹脂からつくられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/95/3fc629b61b5d42bdb2b8d97e3067853c.jpg)
ところが、現代に至って、この熱帯雨林の
大量伐採によってチクルの生産量が減少し、
価格が高騰しました。
そこで、価格の安い酢酸ビニル樹脂が
ガムベースとなったのです。
つまり、ガムは今や、
石油からつくられているのです!
酢酸ビニル樹脂は、石油を精製し、ナフサを
分解してエチレンをつくり、このエチレンに
酸素と酢酸にくわえ、つなぎ合せたものです。
「酢酸ビニル」という言葉を聞いたことがある
方もいらっしゃるかもしれません。
そう、正式名称
「酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤」
がコレ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/28/a8aef51eaaae0d003f9066b3f8695dfb.jpg)
言うまでもなく、酢酸ビニル樹脂は、発ガン性の恐れ
があります。また、つなぎ合せる前の酢酸ビニルは、
有害化学物質モノマーが発生しており、除去して
いるとはいえ、ガムベースに含まれている危険性も
指摘されています。
もちろん、ガムベース以外の味や色なども添加物等
が含まれており、これが“虫歯”の原因にもなります。
天然素材が失われてでも、健康被害の大きい
合成ガムを食べる必要があるのでしょうか?・・・