愛詩tel by shig

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「生」で食べるのが難しいものは「煮る」「蒸す

2022年03月18日 06時00分07秒 | 食にまつわる話
内海聡FBより転載
2021.01.19


野菜も肉も魚も、私は基本的には生で食べるのがもっとも体にいいと考えています。
なぜなら、食材に含まれる栄養素をほぼそのまま体内に取り入れることができるからです。

ここでまた古代民族の話になりますが、イヌイットの人たちは野菜をほとんど食べず、アザラシや白熊などの肉を生で食べることが多かったです。
調理するといっても、せいぜい干物にして保存食にする程度で、あとは単純に火を使って料理します。
彼らはほとんど野菜を食べないにもかかわらず、強靱な肉体と健康体を保っていられたのは、生肉を食べていたことが由来だと考えられているのです。

というのも、酵素は体内の代謝に欠かせない物質ですが、熱に弱く、50~70度の熱で壊れてしまうからです。
代謝がスムーズに行われない体は栄養素を有効活用できていない体で病気を招きやすいわけです。
本来、肉や魚には体に必要な酵素が豊富にありますが、それを生食することで栄養素を破壊することなく体内に取り入れていた。
だから、イヌイットの人は健康体だったといえるのです。

こうした理由もあって、私は生食をオススメしているのですが、すべてを生で食べるというのは、あまりにも非現実的です。
現代の日本人は免疫力が下がっていますから、何の害もないような菌で食中毒を起こす可能性もあります。

ですから、私はなるべく低温で調理することをオススメしています。
和食を薦める理由もここにあります。
和食は温度の低い調理法が多いのです。

和食が得意とする「煮る」「蒸す」の調理温度は100度程度。
煮物や蒸し物、和え物などは加熱によって体に害を及ぼしにくい料理だといえます。

「茹でる」は栄養が流れ落ちてしまうと言われますが、茹で汁をスープとしていただくお鍋はオススメです。

ただ、焼き物や天ぷらなどの揚げ物は調理温度が200~300度にもなるので注意が必要です。

<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>

ーーー転載終了ーーー

 


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