もしも 愛
谷田茂
もしも君が暑いなら
僕は雲の傘になろう
もしも君が闇の中にいるのなら
僕は小さな灯となろう
君のため あなたのため
僕はいる
もしも君が寒いなら
僕は毛布となって君を包もう
もしも君が悩みの中にいるのなら
僕はそばで見守ろう
君のため あなたのため
僕はいる
君はひとりじゃない
僕が君のそばにいるのは
それが僕のさだめだから
それが 愛
少しずつ 少しずつ
一歩ずつ 一歩ずつ
君と歩き
君の前を照らす
僕は光の子だから
恥ずかしいから囁くように言うよ
愛してる 君を
永遠の時空のなかで