食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年04月11日
ーーー転載開始ーーー
古いネタの使い回しテクニック第3段階(危険度フェーズ3)/その2は、トロ鮪(まぐろ)の炙(あぶ)りについてのカラクリです。
お客様から見える場所で、かっこ良くバーナーでトロを炙り、此れ見よがしのパフォーマンスで高級感を出しています。
でも本当は、高級食材を敢えて炙りにするのは、ごくわずかな高級店や値が張るレストランだけです。
回転寿司店では、古くなって黒ずんできた鮪や筋が多くて出せない鮪、同じく古くなったサーモン・鰤(ぶり)・雲丹(ウニ)などを、やむを得ず苦肉の策で炙って、高級そうに見せ掛けます。
回転寿司店では、古くなって黒ずんできた鮪や筋が多くて出せない鮪、同じく古くなったサーモン・鰤(ぶり)・雲丹(ウニ)などを、やむを得ず苦肉の策で炙って、高級そうに見せ掛けます。
事実は、お客様へのサービスではないのです。
タダ同然の残り物ネタを、炙りにして高い値段で食べてくれるお客様に店は大歓迎です。
それを知らずに炙りトロを好んで食べる人を、店長は陰で嘲笑っているのでしょう。
炙り演出~店が儲かる罠に、けっして騙されてはいけません。
回転寿司店の掟は、生で食べられるものは、絶対、生で出すのです。
回転寿司店の掟は、生で食べられるものは、絶対、生で出すのです。
鮪に限らず生で出しにくくなったネタは、いわゆる加工ネタ~炙り・軍艦巻き・海鮮サラダ・マヨネーズ和え・揚げ物へと“歩んで”いきます。
この使い回しの順序(古ネタ処分の方程式)を確立しなければ、無駄が発生し店の経営が難しいからです。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
ーーー転載終了ーーー