愛詩tel by shig

プロカメラマン、詩人、小説家
shig による
写真、詩、小説、エッセイ、料理、政治、経済etc..

回転寿司店のトロ鮪の炙りは古くなった鮪を高級そうに見せて儲ける仕掛け

2023年09月01日 06時00分52秒 | 食にまつわる話
2019年04月11日


ーーー転載開始ーーー


古いネタの使い回しテクニック第3段階(危険度フェーズ3)/その2は、トロ鮪(まぐろ)の炙(あぶ)りについてのカラクリです。
お客様から見える場所で、かっこ良くバーナーでトロを炙り、此れ見よがしのパフォーマンスで高級感を出しています。
でも本当は、高級食材を敢えて炙りにするのは、ごくわずかな高級店や値が張るレストランだけです。

回転寿司店では、古くなって黒ずんできた鮪や筋が多くて出せない鮪、同じく古くなったサーモン・鰤(ぶり)・雲丹(ウニ)などを、やむを得ず苦肉の策で炙って、高級そうに見せ掛けます。
事実は、お客様へのサービスではないのです。
タダ同然の残り物ネタを、炙りにして高い値段で食べてくれるお客様に店は大歓迎です。
それを知らずに炙りトロを好んで食べる人を、店長は陰で嘲笑っているのでしょう。
炙り演出~店が儲かる罠に、けっして騙されてはいけません。

回転寿司店の掟は、生で食べられるものは、絶対、生で出すのです。
鮪に限らず生で出しにくくなったネタは、いわゆる加工ネタ~炙り・軍艦巻き・海鮮サラダ・マヨネーズ和え・揚げ物へと“歩んで”いきます。
この使い回しの順序(古ネタ処分の方程式)を確立しなければ、無駄が発生し店の経営が難しいからです。

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。


ーーー転載終了ーーー

いいね!と思ったら↓クリックお願いします
 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 健康 茶 危険 大半は中国産で... | トップ | 日本人の死亡原因1位はガン »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

食にまつわる話」カテゴリの最新記事