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インフルエンザの予防法について

2020年08月21日 06時00分04秒 | 医学の常識・非常識
2019.2.21


ーーー転載開始ーーー

昨日、ライオンズクラブの例会で急遽インフルエンザの予防法について聞かれて、そのときにアドリブで話した内容を書きたいと思います。
 
 インフルエンザの予防と言えばワクチンです。
でも今年はあまり効いてないようです。

 ワクチンはその年にはやるであろうインフルエンザウイルスのタイプを予測して作られますが、今年はワクチンを打った人も軒並みインフルエンザにかかっているのでおそらく予測が外れたのだろうと思います。
 
 ちなみに、私はインフルエンザにかかったことが一度もありません。
 娘たちの誰かがインフルエンザにかかっても、家庭内で感染が広がることもありません。

 それはインフルエンザを予防するコツを知っているからです。
 
 インフルエンザは空気中に漂っているウイルスを吸い込むことによって感染すると思っている人が多いと思いますが、そんなことはありません。

 ほとんどは接触感染でうつります。

 インフルエンザ患者さんが咳をしたりくしゃみをしたりして飛び散った唾や鼻水がテーブルや椅子などにくっつきます。

 その唾や鼻水にはインフルエンザウイルスがくっついているので、それを触ることで指先にインフルエンザウイルスがくっつきます。

 その指で目や鼻の穴や口の中の粘膜を触るとそこからウイルスが侵入してインフルエンザウイルスに感染してしまいます。

 なので感染予防には、目や鼻や口などの粘膜をなるべく触らないことが一番大事です。

 指先についているウイルスは水やお湯で手洗いすればすぐに落ちます。薬用石ケンや消毒薬を使う必要はありません。

 マスク自体にインフルエンザウイルスの侵入を防御する効果はありません。
 しかし、マスクをすることで不用意に口や鼻を触ることが減るのでそういう意味では予防効果があるでしょう。

 喉が乾燥すると免疫力が落ちてウイルス感染をおこしやすくなるので、部屋の中を加湿することが大切です。
マスクをしていると吸気が加湿されるので、パーソナルな加湿器としての効果はあると思います。

 家庭内での感染を予防するには、タオルやコップなど唾や鼻水がつくものを共用しないことが重要です。

 うがいはほとんど効果がありません。
粘膜についたウイルスは数秒で粘膜内に入ってしまうからです。
5秒に1回くらいうがいをするなら効果あるかもしれませんが(笑)。
 
 ここで、「テレビで緑茶や紅茶を飲むとインフルエンザの予防が出来ると言っていたが本当か?」という質問を受けました。

 お茶に含まれるカテキンやビタミンCがインフルエンザを予防するということなのでしょうが、そんなに効果があるなら予防薬として健康保険が使える製剤になっているはずです。
なのでそれは嘘です。

 そもそも、テレビでやっている医療情報の9割は嘘です。
あてになるのはNHKの「今日の健康」と「ドクターG」くらいです。

 特に民放の健康番組でやっている内容はほとんど嘘です。
だいたいテレビに出ている医者は暇だからテレビに出てられるのであって、まともな医者じゃありません。
テレビ局の要望通りのコメントをいうタレント医者なので信じちゃいけません。
 
 アドリブにしてはなかなかうまくしゃべれました。

ーーー転載終了ーーー




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