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透明パック入りの水煮野菜や山菜を食べても栄養なし

2020年02月04日 06時26分30秒 | 食にまつわる話

食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2014年04月01日

透明パック入りの水煮野菜や山菜を食べても栄養なし

https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/2eace5c94443a92cedd341c6c7071832

ーーー転載開始ーーー

デパ地下の惣菜も具沢山に見えてミネラル・ビタミンが抜け出している


■水に色が出ないほど洗った野菜なので栄養も洗い流される

身体のためにと、手っ取り早くスーパーなどの透明パックに入った水煮野菜を食べても意味がありません。
蕨(わらび)・薇(ぜんまい)などの山菜、きのこ類や筍(たけのこ)、茄子、あるいは大豆の水煮・調理済のコーン、さらには豚汁・けんちん汁用の大根・人参を細かく切った水煮、五目御飯の具など、透明パック・ビニール袋入りの野菜が所狭しと売っています。


こんな野菜パックは、ミネラル・ビタミンなどの必須微量元素・水溶性栄養素が抜け落ちていて、少しも身体のためにならないのです。
例えば、自宅で切った普通の茄子や牛蒡(ごぼう)を水に漬ければ、紫の汁が出たり灰汁が浮いてきます。
にも関わらず透明パックの野菜は、入っている水に濁りがないほどスッキリし、色が出ないほど洗い込んでしまったものです。
水溶性の栄養素~ミネラル・ビタミン成分は、ほとんど抜け出ている証拠です。


日本人は、和食を食べると健康的と思ってしまいます。
こうした栄養のない野菜を摂ることによって安心してしまい、却って栄養がある本当の野菜を摂らない危険が指摘されます。
成人だけでなく、児童・高齢者など栄養が大事な年齢層までミネラル・ビタミン不足が叫ばれます。
蛇足ながら一連の加工された野菜は、ほとんどが中国産です。 


■外食野菜・惣菜はあえて煮汁を捨てて食品添加物で煮直す

スーパー・デパ地下の惣菜、コンビニ弁当、ファミレス、居酒屋チェーンなど外食の煮物・温野菜も、工場で必要以上に洗いまくります。
さらに野菜の栄養が残っている煮汁は、全て捨ててしまいます。
そして改めて、化学調味料や食品添加物で煮直します。


店頭販売あるいは外食用は、時間の経過に伴う彩り・味・食感の劣化、保存性を考えて、大事な栄養素を捨てて食品添加物で加工する訳です。
栄養素が入ったままだと保存が利かず、劣化も早いためです。
従って、こうした惣菜やおかず類、また具沢山な釜飯・混ぜご飯・ちらし寿司・炒飯の野菜は、形や食感だけでほとんど栄養分はありません。
冷凍食品・加工食品の挽き肉・細かい鶏肉も、同じように煮汁は捨てて食品添加物で煮直します。
素材の味ではなく、食品添加物の味なのです。


コンビニ棚にぶら下っている、温めたりチンできる野菜や肉調理品のレトルト食品も、肉・野菜の栄養は期待できません。
外食や冷凍食品・加工食品の野菜・生野菜からは、ほとんど栄養が摂れないと理解しましょう。
困ったことに、栄養やミネラルが一番必要な方の給食(給食センター調理)や工場食・社員食堂・病院まで、“栄養レス野菜”が、じわじわ浸透していることです。

ーーー転載終了ーーー




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