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梅毒急増!昔の病気と思いきや現代の若者の病気・20代女性へ感染拡大

2023年05月01日 06時00分40秒 | マスコミが言わない健康情報
2019年04月01日


ーーー転載開始ーーー

ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。

■感染者の3割が女性、女性感染者の6割が20代以下
国立感染症研究所によると、2016年の「梅毒」の感染者は急増し4,000人を超えました。
2000年以降、年間600~800人だったのが、2010年頃から増え続けています。
4,000人のうち、女性が3割以上を占めています。

別の2015年の内訳では、男性は各年齢層にそう偏りはないものの、女性だけを見ると20代以下の感染者が6割にも達しています。
10代、20代前半では、女性のほうが圧倒的に多いのです。

戦前・戦後の頃は年間10万人もいましたが、ペニシリン系抗菌薬の普及によって徐々に減ってきました。
そのため梅毒は昔の病気と言われていたものが、再び上昇し現代の“若者の病気”に置き換わろうとしています。

急増した理由は、2つあります。
同研究所の見方は、再流行の当初は男性間同士の性的接触による感染者が多くいたことです。
もう1つが一般的なこと?ですが、性産業で働く女性から客の男性に感染が広がったことです。
それらが“発生源”となり、家庭内・若者に持込まれたと推察しています。
一方、内容の出所は違いますが、「セックスすると女性ホルモンが増えて綺麗になる」という女性誌の記事、あるいはデマ・迷信が一人歩きして、複数者・無節操に行われた結果が、女子高生や若い女性の感染者を増やしたとも言われます。
しかし専門家は、科学的に全く根も葉もないと否定しています。
若い方は私達の年代と異なり、学校でかなり性教育が行われています。
他の授業のように、寝ていた訳ではないでしょう。“貴重な勉強”が、全く役に立っていませんね(笑)。

■コンドームの使用が感染リスクを減らす~これに尽きる
梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌による感染症だそうです。
直接、接触した粘膜や皮膚の小さな傷から侵入し感染します。

従ってコンドームを使わない性交はもちろん、肛門性交、オーラルセックス(口腔性交)などでも、高い確率で感染します。

潜伏期間は3週間、第1期は感染した部分に潰瘍(かいよう)ができます。
痛くも痒くもなく、その後、症状が消えます。

第2期は感染から3か月後で、菌は全身に運ばれ、手のひら・足の裏などあちこちに発疹が現われます。それも、やがて消えます。
この段階に病院で診てもらわないと、数年から数十年後に、血管・神経に重篤な障害が現われます。

妊婦が感染すると、胎児への影響が心配されます。
流産・死産、誕生後も耳や肝臓の障害など、先天性梅毒の症状が出る恐れがあります。妊娠初期の妊婦健診で分かれば、胎児への影響は防げるそうです、

本人は梅毒と思わず放っておいたり、問題は梅毒者が少なくなった影響で、治療経験の乏しい医師による見逃しです。
遅くとも第2期の段階までの、早期治療が大事です。

もっと言えば、前述の「感染リスク」が高い行為をしてしまった人は、症状が出なくても潜伏期間を過ぎた頃(約3週間後)に、必ず血液検査を受けましょう。
検査と治療は、皮膚科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・産婦人科・性病科など(不可の医院もある)、国保・健康保険で受けられます。
あるいは梅毒とHIV・エイズの検査は、無料、かつ「匿名」で検査を受ける方法があります。お近くの保健所に、問い合わせして下さい。
何といっても、コンドームの使用が感染リスクを減らします。
夫婦・パートナーなどお互いの協力が重要です。


ーーー転載終了ーーー

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