前回、女性は、オキシトシンが出ると、“その気”が増すと書きましたが、
男性は、テストステロンが大切な役割をしています。
テストステロンは、何かチャレンジして、それが達成されたときに多く分泌されます。
このテストステロンが男性をセクシーにさせるのです。
チャレンジが達成されたときにドーパミンという快感をつかさどるホルモンも出るのですが、
これが情熱、の元なんですね。
チャレンジは仕事であったり、女性を喜ばせることであったりしますが、
これがたくさん出ると、セラトニンという心を落ち着かせるためのホルモンもたくさん出ます。
ですから、お仕事をリタイアされて、毎日チャレンジがなく、気楽に遊んで暮らしていると
テストステロンもドーパミンも少なくなります。
すると、情熱もなくなり、
セラトニンも少なくなるので、心の安定が難しくなったりもするそうです。
女性も、オキシトシンが出て親愛が満たされると、セロトニンが分泌されます。
もちろん、
男性も女性も、男性ホルモンがあり女性ホルモンがあって、同じように働くのですが
その割合が違います。
従って、システムが違ってきます。
けれど、ここオーストラリアは、男女差が少ない気がするんですねー。
男性は“女性ばかり家にいてずるい”と言う人が結構いるし、
女性は男性の職場、バスの運転手や、工事現場で働いている人が結構いて、
心もたくましいです。