立春を過ぎ、寒さの中にも春の兆しが感じられます。
もうひと息、寒さをしのぎながら、来たる春を心待ちにしています。
今年の節分は2月2日でしたが、その前日に「ボラ連賛同者全員集合!
~活動年数による私たちのあゆみ~」を開催しました。
今回は企画の段階で、ボランティアの課題は活動年数によって違うの
ではないかということで、長期・中期・初期の3団体の方々を講師に
迎えて、お話をして頂きました。
まずは長期の団体として「猿投山で遊ぼう会」の伊藤氏が猿投山の
魅力、活動内容(登山道の整備、登山道のマップ制作、不法投棄のゴミの
片付け 他)を話されました。会員の高齢化(70代~80代)が課題で
いつ迄活動ができるかわからないが、登山と健康には関連があるという
ので続けたい。健康寿命を延ばす為にも、皆さんに猿投山に登ってほしい
と話しました。若々しく楽しそうに話される伊藤氏の姿に元気を頂きました。
続いて初期の「Team.S@とよた」は「多様性・LGBTQを知ろう!」という
内容で金原氏が話されました。2020年に設立した新しい団体ですが、「多様な
生き方ができる豊田を目指す」ということで活動中。メディアで取り上げられる
ことが多く、そのPR効果は500万円規模になるだろうと、専門の統計学から
分析されました。更に、会員から会費はとらないということで、様々な助成金
に応募している由。この辺りはもっと聞きたいですね。豊田市は「ファミリーシップ
宣言」をしていますが、今は10組以上の方が使用している由。こうした団体が
あることは「居場所がある安心感」になると。また活動を通して世界とつながる
感覚があると話されました。
最後に中期の「稲武プレーパークの会」の三浦明美さんが、いくつかの課題を
話されました。子ども達がプレーパークを開催する場所に来るには、親の送迎が
必要なこと、プレーパークを理解してもらうことの難しさ、人が集まるにはと
放課後の学校で開催する試みをしたり、最近はプレーワーカーを迎えての新たな
試み、子ども達の意見を聞くミーティングを開いたりと、試行錯誤しながら続けて
います。今回、講師をすることでいろいろな整理ができたことが良かったと
話されました。それぞれの地域の特徴があるので、息長く取り組んでほしいです。
今回は活動年数ということで、活動の種類が全く違う3団体の方々に
短い時間のお話をして頂きましたが、それぞれの団体共にもう少しじっくり、ゆっくり
お話を聞きたいと思いました。
講師の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
これで、令和6年度のボラ連の主な事業は終りました。
後は、3月1日(土)ボラ連おしゃべりカフェ です。
さて、令和7年度のボラ連事業も決まりました。
また、随時、お知らせします。
取り急ぎ、最初の事業「令和7年度 賛同者全員集合!」のお知らせです。
◇日 時:5月10日(土)10:00~正午
◇場 所:豊田市福祉センター 3階 交流コーナー
◇テーマ:プロボノを知って つながろう!
◇講 師:中島 幹夫氏(トヨタプロボノコミュニティ コーデイネーター)
◇参加費:100円(茶菓子代)
◇内 容:ボラ連事業報告 社協職員紹介 ボラ連役員紹介
講話 「プロボノを知って つながろう!」
交流(ワーク風)
簡単に紹介しましたが、詳細はチラシなどでお知らせします。
皆さんのご参加、お待ちしています。