🎥 鬼龍院花子の生涯
1982年製作
上映日:1982年06月05日
製作国:日本
上映時間:146分
ジャンル:アクション ドラマ
配給:東映
≪解説 あらすじ≫
宮尾登美子の著した長編小説である。『別冊文藝春秋』145号から149号に連載された。大正、昭和の高知を舞台に、侠客鬼龍院政五郎(通称・鬼政)とその娘花子の波乱万丈の生涯を、12歳で鬼政のもとへ養女に出され、約50年にわたりその興亡を見守った松恵の目線から描いた作品。宮尾の土佐の花街を舞台にした小説は、置屋の紹介人だった宮尾の父が残した14冊の日記、営業日記、住所録を主に参考として取材し創作されている。鬼龍院政五郎は父の日記にあった父にお金を借りに来た親分の話で、モデルになった人物が当時まだ存命で取材に協力してくれ、話を聞いたそのままの実話だという。名匠・五社英雄監督が、直木賞作家・宮尾登美子の同名小説を映画化。大正末期から昭和にかけての土佐を舞台に、侠客・鬼龍院政五郎と彼を取り巻く女たちの凄まじくも絢爛な愛憎劇を、仲代達矢、夏目雅子、岩下志麻らの共演で描く。
昭和15年夏、松恵(夏目雅子)は京都の橋本遊郭に駆けつける。そこでは娼妓に身を落とした義理の妹・花子(高杉かほり)が急死していた。ー大正10年。土佐の侠客の大親分・鬼龍院政五郎(仲代達矢)の養女となった松恵(少女時代、仙道敦子)は、愛妾たちの凄まじいまでの女の業と生きざまに触れて少女から女へと成長する。やがて、政五郎が強奪した娘・つる(佳那晃子)が出産した花子が盲愛を受けるようになると、鬼龍院の女たちの間には波風が立ち始める。そんな中、松恵は女学校に入学した。歳月は過ぎ、政五郎は高校教師の田辺(山本圭)を娘の花子の婿として一家を継がせようと考え始める。だが、獄中の田辺と面会を重ねていた松恵は、いつしか田辺に心を寄せるようになっていた…。
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★★★☆☆
●壮絶ですね。3.5です。今は亡き夏目雅子さんの作品です。任侠ものですから男と女の、女同士のドロドロの
取っ組み合いなんかが、凄いですね。それを、まあ見事に表現して見せる女優も大したものです。男優がかす
みます。政五郎の言動は、まさに私の父や祖父にそっくりですね。えっ!?ああ、ヤクザじゃないですよ。そ
の時代に生きた人として、考え方やなんかが似てる、ってことです。鬼龍院花子は、高杉かほりさんが演じて
まして、夏目雅子さんは、養女の松恵、を演じてます。初めは花子の役が夏目さんだと思ってましたね。