「遠くで夢見る私は」
はるかな遠いところで、
つい転寝をしてしまう。
転んでゆくように
夢を見てしまう。
あまりにも
すんなり過ぎて
それが夢だなんて
思いもしなかった。
ある日の私は
高級車を乗り回していた。
遠くの丘にある豪邸に
戻るためだが、
なかなか高級車は進まない。
まるで帰るのを嫌がってるようだ。
エンジン音は快調、
視界も良好、ただ進まないだけ。
ある日の私は
みんなと旅行をしている。
団体旅行だ。
その町の繁華街へ繰り出すが、
はじめこそ4,5人で
動いているが、ふと気が付くと
みなとはぐれて、
どこかの路地裏を歩いてる。
旅館にそろそろ戻ろうか。
ある日の私は
校舎にいる。
みんなとワイワイやってる
この時が楽しいんだよ、
といわんばかりだ。
突然ぐらぐら揺れだして、
建物が傾いていく。
物が窓から滑り落ち
どんどんみんな落ちていく。
部屋の隅にいた私は
これからどうなるんだろう。
遠くで夢見る私は、
どうにもやるせない。
いつかそこに行きついたかと
思ったけれど、
なんの、
それは
私が見たトオイトオイ夢だった
かもしれない。
遠くで夢見る私は
どこへ行ってしまうのだろうか。
はるかな遠いところで、
つい転寝をしてしまう。
転んでゆくように
夢を見てしまう。
あまりにも
すんなり過ぎて
それが夢だなんて
思いもしなかった。
ある日の私は
高級車を乗り回していた。
遠くの丘にある豪邸に
戻るためだが、
なかなか高級車は進まない。
まるで帰るのを嫌がってるようだ。
エンジン音は快調、
視界も良好、ただ進まないだけ。
ある日の私は
みんなと旅行をしている。
団体旅行だ。
その町の繁華街へ繰り出すが、
はじめこそ4,5人で
動いているが、ふと気が付くと
みなとはぐれて、
どこかの路地裏を歩いてる。
旅館にそろそろ戻ろうか。
ある日の私は
校舎にいる。
みんなとワイワイやってる
この時が楽しいんだよ、
といわんばかりだ。
突然ぐらぐら揺れだして、
建物が傾いていく。
物が窓から滑り落ち
どんどんみんな落ちていく。
部屋の隅にいた私は
これからどうなるんだろう。
遠くで夢見る私は、
どうにもやるせない。
いつかそこに行きついたかと
思ったけれど、
なんの、
それは
私が見たトオイトオイ夢だった
かもしれない。
遠くで夢見る私は
どこへ行ってしまうのだろうか。