いまさらながらですが、少年野球で・・・・いや、子供のスポーツで大事なことってなんだろうか?
正しい投球フォームを身に付ける、打撃フォームを身に付ける、フォーメーションを覚える、
上のチームに進んでも困らないだけの技術を会得する、試合に勝つための技術を覚える....etc。
ある意味そのすべてが正解かもしれない。
チームにより、あるいは指導者の考え方で何を優先するのか?それで変わってくるでしょう。
私も「コレが大事だろう」と考えることが幾つかある。
まずは 挨拶
大きな声で挨拶出来なければ試合でも声は出せないし、ましてや「人前で自分の意見を主張する」なんてことも出来ないと思う。
もちろん「最初から大きな声が出せて自分から進んで挨拶が出来る」な~んて子は超少数派でしょう。
最初は形だけでもいい。やらされている挨拶でもかまわない。やり続けることが大事なんじゃないかと・・・。
ただ・・・「ちゃんと挨拶しなさい。大きい声で挨拶しなさい。」これではムリだろう。
なんのために挨拶をするのか? コレが分からない限り大きな声も、形だけの挨拶からも成長出来ない。
挨拶の意義とは・・・・これもチーム・指導者によりいろんな意味付けをしてると思うが、
私が思う挨拶をする意味とは『認めること』。
「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」、この言葉の中には、『ボクはここにいますよ!』であり、『あなたはそこにいますね!』と言う意味が込められてる・・・・
つまり挨拶とは お互いの存在を認め合う事 だと思う。
ただし、各チームにより挨拶には色んな解釈があっていいと思うし、どれが正解か不正解かは分からない。分からないが挨拶する意味付け・動機付けは絶対に必要だと・・・。
次に大事な事は 道具やグランドを大切にする こと。
これは今年1月のブログにも書きましたが・・・・
子供を連れて見に行った武雄球場での本多選手、
みどりの森球場での稲葉選手
それぞれの自主トレを見て痛感しました。
練習後のグランド整備のなんと丁寧なことか! そこまでヤルか!!ってぐらい丁寧に丁寧にグランドを馴らしている。
一流選手だからこそグランドを大事にしてるのか?
グランドを大事にしてきたからこそ一流選手になれたのか?
私は後者だと考えるし、そう信じている。
もちろん「道具を大切にしなさい。グランドを大切にしなさい。」コレだけでは伝わらない。
なぜグラブを大事にしなければいけないのか?
野球選手にとってグラブやバット、スパイク等は体の一部、いや・・・全てと言っても過言ではない。
その自分の体が怪我したまま放ってくことはしないだろうし、汚れたまま放ったらかしにはしないハズ。
これがしっかり理解出来ればグラブを使ったら拭く、グランドを使ったらきちんと整備する・・・これが当たり前になってくる。
有名なグラブ職人の言葉ですが・・・「グラブの一番の手入れ方法は、毎日触り、眺めてあげること」
そしてグラブに感謝する気持ちをもてれば、そのグラブを買ってくれた、野球をやらせてくれてるに両親に対しても自然と感謝できる。
これは新庄選手のグラブ、阪神入団と同時に購入し何度も修理を繰り返し17年使ったそうです。
これくらい大事にされたらグラブも本望ですね。。。
ある高校の部員が着ていたTシャツ。その背中に書いてあった言葉・・・
「新友が、親友となり、信友となって “心友”となる」・・・いい言葉です。
少年野球の甲子園大会、いよいよ全日本学童大会の開幕です。
『神宮球場』目指してガンバレ!青木ブルーファイターズ!!