「球史に残したい!」そんな気持ちを抱かせてくれた『WBC二次予選』対台湾戦。
野球の素晴らしさ、野球の厳しさ、プロの凄さがギューと濃縮されていた。
終盤流れが二転三転し、どっちが流れを掴むのかハラハラドキドキの展開を制し日本が逆転で勝利を収めた。
こんな素晴らしい展開の演出をしてくれた『山本監督』に拍手です。
序盤、牽制球も投げない、クイックも出来ず1.43~1.57秒もかかる『王 健民』に仕掛けることもない。
無駄にアウトカウントを相手にあげてランナー進めても『王 健民』から簡単にタイムリーは打てないってのも分かってたハズ。
そうであればランナー動かしてからバント→1死3塁の形を作った方がよっぽど得点する確率は高かったと思うんだが・・・。
結果、稲葉選手が2度も先頭打者で出塁したにもかかわらず鳥谷選手にフツーに送りバント・・・(」°ロ°)」
一度エンドランを仕掛けるもファールになれば又バントと云うブレブレの作戦・・・。
これが戦前に言ってたスモールベースボール?
ランナーが出てもバントで送ることがスモールベースボール?違うでしょ!
盗塁・エンドラン・バスター色々選択できる作戦あるでしょ!その中にバントもあるよ!日本は何やってくるか分かんないよ!そう相手に思わせて試合をコントロールしていくことがスモールベースボールだと思うんだが。
まぁでも勝てて良かった。ホントに良かった。
今日勝ってスッキリとアメリカ行きの航空券を手にしましょう。
そして負けた台湾代表の振る舞いに涙した。
悔しさを押し殺し、試合後にマウンドを囲むように集まり応援して下さった皆さんに挨拶する姿。

どこぞの国のように勝った瞬間、マウンドに自国の国旗をぶっ立てて、対戦した相手にリスペクトのかけらもない民族とのレベルの違いを見せつけてくれました。
もう一つ嬉しい事・・・台湾の国民が日本のマスコミ(左寄りの一部は除く)に感謝していた。
それは・・・台湾代表を『台湾代表』と呼んでくれている・・・と。そりゃそうだ。あそこは「チャイニーズタイペイ」ではない!
台湾と云う一つの国家なんだから・・・。
2017年大会は『ウイグル代表』、『チベット代表』なんて『国代表』が出てくりゃ~全力で応援する。
「今日の福岡地方はPM2.5が国の基準値を3日振りに“下回る”予報が出てます」・・・なんて天気予報を見ながらブログを書き上げる。
ネット上でも騒然となっている『WBC一次予選・福岡ラウンド』の状況は次回に!