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民営化

2009-07-16 23:16:19 | 日記・エッセイ・コラム

私の幼い頃、父は会社を起ちあげるにあたって、とても苦労をしていたのだろうなとこの頃になってよくわかる。実際自分があのように起業するなら、とても出来っこないとつくづく感じる今日この頃。幼いときだから親の苦労なんて分からない。いつでもねだったら魔法の箱からなんでも出てくるような気持だった。箱から出てこないときはいつも母親が待ったをかけているため。

 そんな私だから、簡単に民営化になって、なんら出資しない人が、たなぼた式に社長に就任してしまうということが、腑におちない。詳しいことは分からないけど、会社を作り上げるためにはどれだけの資金繰りが必要なことか。たかだか、町の小さな中小企業でさえも・・・。しかるになんら苦労もせずにちゃっかり社長に収まり(少なくとも私にはそう思える)挙句に常識外れの値段で物件を売却してしまうようなことになるなんて。それも、自分に痛みがないから好き放題できるのだ。もし、自分が社長になるために金の工面をしていたら、勿体なくてタダ同然の値段で取引出来ないに違いない。問題なのは、赤字を出さない経営が出来ないことではないのだろうか?どこが、民営化といえるのかしら?我々には、かってのNTTのように株の購入さえ出来ないというのに。もしかしたら、知らないだけかもしれないけど。

 今頃、私の親は偉かったんだなと感じる次第です。


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