関西屈指の天然林・芦生研究林に、
滋賀県側からの入林が禁止になった。
(芦生研究林)
京都府北東部の由良川源流域にあり、滋賀県、福井県に接する森林。天然林が約半分を占め、西日本最大級の規模といわれる。気候は日本海型と太平洋型、植生も暖温帯林と冷温帯林の移行帯にあり、固有種を含め豊富な種類の動植物が確認されている。京都大が1921年(大正10)から99年間の契約で地元共有林を借り受けている。
ハイカーが歩道を外れて林床に入り込む為、
土が踏み固められて植物への悪影響が深刻化していた。
こんな“聖域”が、今迄、入林自由だったこと自体がおかしい。
森林の聖域保護と、開放の両立は無理である。
NZのミルフォードトラックのように、
「入林は、1日何名迄。一方通行」位に規制して丁度よい。
尾瀬の高層湿原も、もっと規制して後世に伝えないと・・・。
先人から、受け継いだ自然をそのままで・・。
一旦、破壊した自然は復元できない。
そういった、聖域が放置されているところが一杯ある。
世界遺産になった知床岬は・・・、熊野古道は・・。
観光産業で、荒らされていないだろうか?
規制の強化を望みます。