芥川賞作家の山本兼一さん(57)が2月13日(2014年)に肺腺がんのため亡くなったそうです。
成田飛行場の本屋で、やっと見つけた(あちこちで売り切れでした)冲方丁の『天地明察』を一晩で一気に読み終え興奮が冷めぬうちに読み始めた『利休にたずねよ』。まずタイトルでノックアウトされ、読み始めたら、一文、一文の文章に釘付けになり進みたいけれど進めない、もどかしさと、面白さに心打たれました。こんな解釈、書き方があるんだな~~~と。一度、どこかでお目にかかってみたかった。才能ある方が一人、明かりが一つ消えてしまいました。残念です。心よりお悔やみ申し上げます。