千寿の碁紀行

小林千寿の世界囲碁普及だより

五月十四日は 『ゴイシ』の日 ⚪️ ⚫️

2020-05-15 10:31:10 | 日記
 語呂合わせで、五月十四日は碁石の日です。 
 それに合わせて新緑の美しい伊勢神宮の参道にある『おかげ横丁』で『おかげ杯』が開催されていましたがコロナ禍の為に
 残念ながら中止になってしまいました。

 碁石の最高峰は『本ハマグリの国産』 日本産のハマグリは、今は殆ど見つけられないので貴重で大変、高価です。
 今はハマグリ碁石はメキシコからハマグリを輸入して機械と手作業で碁石は製作されます。
  
 宮崎県日向市にある黒木碁石店を訪ねた時の写真を参考に碁石を作る工程を見て下さい。

 ① 大きなハマグリから石のサイズを抜き取る
  

 ② 碁石になっていく工程
  

 ③ 黒石磨き
  

 ④ 白石の丸みを機械と手作業で作る。

  

  

 ⑤ 碁石の値段は白石の目の細かさ、厚み、色で決まります。
  

 ⑥ 黒木碁盤店の黒木宏高社長と2018年秋
  
  左から小林覚九段、石井邦生九段、筆者、黒木社長。

 ここからは埼玉県行田市にある吉田将棋碁盤店で拝見させて頂いたお宝碁石の写真

 メキシコ産のハマグリ碁石は下から光を当てると目が曲がってます。
 

 国産の最高級の白石は輝き、目が真っ直ぐで細かい

 

 

 楽しいカラー碁石 『サクラ🌸ゴ』 ピンクとグリーン❣️
 

 最高級の碁盤と碁石
   碁石の厚みと光沢が違います。
 

 盤師の三代目吉田寅義師匠と。
  
 左から弟子のルーカス・ベーカー(元アルファ碁のチームメンバー) 継承者の息子さん、吉田寅義師匠、筆者。

 

 
 

 
 
 
 
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