
ススキ原でこんなものを見つけたことはありませんか?これはカバキコマチグモの卵室です。

中の様子は、こんな感じで卵嚢と一緒に卵室にこもり卵を保護します。それからこのクモは、卵を保護するだけではなくて自分の身体を幼虫の餌として提供することでも知られています。観察した人の話では、幼虫に食べられかけてる親が、幼虫を守るために威嚇動作をとることがあるそうです。

これは、これから産卵するもの。お腹が大きくなっています。近くにいた小学生に尋ねられて、つい説明に力がはいってしまいました。そして二つも卵室を開けてしまいました。つい出来心で。おそらく卵室は、補修されると思いますが、カバキコマチグモにとってはとても迷惑だったことでしょう。なおこのクモは、噛まれるととても痛いので取り扱いは充分気を付けて観察しましょう。

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