私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
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発電設備の分散投資

2011-04-25 | 6悩む
金融商品の分野では常識の分散投資。

エネルギーの分野でも常識にすることはできないのだろうか。

原子力エネルギーはリスクが大きい。
一度事故が起こって、制御体制に小さな綻びが生じれば、損失は計り知れない。
それを、国全体で身をもって受けている。

金融商品でたとえるならば、原発は、温暖化対策に対応したハイイールド商品と言ったところだろうか。

我が国は四季に恵まれた、厳しいと同時に豊かな自然の上にある国だ。
地域によって、水力も、地熱も、風力も、潮力も、利用できる自然エネルギーは多彩に存在する。

火力と太陽光にのみ代替エネルギーを求めなくても、もっと多様にエネル源を求めて良いはずなのだ。

「発電に関わる設備投資を、多様な分散型に切り替える」と宣言する電力会社が出て来てもよさそうなものだが、エリート集団の幹部層にそうした柔軟な発想を求めるのは無理だろうか。

そうした体制を作ることができた電力会社は、地域振興を大きく推進する力となるに違いないのだが。
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