10月としては桁外れの気温だが、猛暑日を心配する事はなくなった。
コロナ規制以来初めて、高齢の親族を連れて市街地に近い温泉施設を訪れた。
施設改修があったり参入事業者が変わっていたり、色々変化があったようだが、眺望を楽しみながら強塩化物泉のお湯を楽しんだ。
熱の湯と言われているが、入湯後は身体が発熱するような感覚があり、たまらず脱衣所に据え付けられた大型扇風機のスイッチを入れた。
施設には小規模ながらプールやジムもあるが、温泉への入湯だけで十分な疲労感があり、お昼ご飯を食べて帰途につく事とした。
レストランのメニューも、事業者が変更され、以前のものとは異なっている。
「自家製とうふ薬味膳」を注文してみる。
メニューのトップに掲げられた「ランチ御膳」よりも、こちらの方が人気がある様子なのだ。
小さな土鍋いっぱいにつくられた自家製冷やっこ。
お膳の1/3は薬味で占められている。
よく出来た美味しいお豆腐だったけれども「冬になればきっと湯豆腐になって出てくるだろうね」と話しつつ豆腐をすくって食べた。
湯豆腐が美味しい冬の訪れは、何時頃になるだろうか。