ごぼうが好物だ。
ごぼうのてんぷら。
きんぴらごぼう。
すき焼きにも豚汁にも、ごぼうがあるのと無いのとでは風味に格段の違いが生じる。
今日は鶏のせせり肉とごぼうを炒め、鶏ごぼうの晩御飯になった。
お好み焼きに使おうと用意していた、刻み青ねぎが、今日までの消費期限だったので、全てをフライパンに投じて、ネギまみれに仕上げた。
ごぼうは根っこであって、およそ食べ物には見えないだろうが、食物繊維が豊富で、ポリフェノールも沢山含有している。
戦時中、日本で捕虜となった外国人は「根っこまで食べさせられた」と劣悪な待遇のひとつとして訴えたそうだが、現在、我が国に溢れるインバウンドの訪日客の方々は、ごぼうという食材について理解してくれているのだろうか。
あく抜きしすぎると風味を失う。
ほどほどの下処理で味わいたい。