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本日は、マダムJudy、お茶のお稽古へ参りました。
午後遅くからだったので、すでに体力のパワーもあとわずかしか残量がなく、
よっぽどお休みしようかと思ったけれど、行ってよかった~
いつもお茶を点てている間に、心が洗われ、穏やかになり、気持ちが静まっていく。
今日も、瞑想と同じα波がバンバン出てくるのを感じる
お手前を終えると、最後に、お客様がお茶碗、おなつめなど、使ったお道具について、
亭主に尋ねるのですが、これもお稽古します。
亭主役である私に、お客様役の生徒さんが、「お茶杓の作は?」とおたずねになる。
Judyは、「坐忘斎(ざぼうさい)お家元でございます」と答えます。
次に、「御銘は?」(何という名前がついているか?ということ)と尋ねられる。
ここで季語を答えることになっているのだけれども、これがなかなか難題なのよ~。
普段、季語なんて使わないモンね・・
Judy は、う~ん・・・と小さくうなりながら困っていたら、(というか、教えてくれるのを待っているのですが)
先生が、「五月雨(さみだれ)はいかが?」と助けてくださるので、
素直に「五月雨でございます。」と答える。
ナイス、先生!
答えながら、障子の向こう側の窓の外に、まさに五月雨が降っているのが見えた。
雨は雨でも、さみだれ、という単語を口に出してみると、しとしとと濡れた感覚が蘇ります。
さみだれは、“さ乱れ”とも書くのですが(ほんとうです!)、Judyはこの“乱れ”というところがとても気に入っています(笑)
ざーっとシンプルに降る雨より、長く乱れて降る雨の方が魅力的です
日本語というのは、なんと味わいがあり、麗しいものでございましょう。
ちなみに、本日床の間に飾られていたお軸は、
「薫風自南来」(くんぶう、みなみよりきたる)
薫る風が南の方からやってくる、ということ。
爽やかで、こころが躍るような嬉しくなってくる言葉ですね。
けれども、Judyの場合、これと正反対な気持ちが湧き起こります。
南から薫風が吹くと、全身にジメッとした感覚が蘇ってしまうんや・・。(なぜかここから大阪弁)
Judyの肌が、肺が、脳が、薫風と共に封印した苦悩の愛を想い出すんや・・。
何十年経とうと、どうしようもなく切ない気持ちになるやさかい・・
あかんのや。
お稽古を終えると、夕方。
家路を急ぐ。
空気が湿って重い。
雨が上がり、生ぬるい風が吹いている。
六本木通りで信号を待っていると、夕焼けに惹きつけられて空を見上げる。
雨上がりの五月の空が美しい。
まさに、五月雨と薫風だ。
あの日、この空、この空気・・・
切なさでいっぱいの21歳のJudyになる。
信号が青に変わり、向こうからキャバクラ嬢らしき女の子がロングドレスで歩いてくる。
時代は変わったなあ~と46歳のマダムJudyに戻りながら、
いい匂いのする若くていい男とすれ違う。(なんか・・わたし、オヤジ化してるかも・・
)
これだけで、そく『おんな』になるJudy
ふと恋をしたい衝動にかられる。
スーパーに立ち寄り、今夜チャーハンに使う焼き豚を買いながらも
『いいねえ~、胸キュンとかさあ~
』
と、妄想にひたるJudy
あー、フラッと一杯飲んで帰りたい気分~♪
と、目に いっぱいのハート
を浮かべながら歩いていたら、
後ろから、声をかけられるぅーーーー
「すみません・・」若い男の声だ。
やだあ~
、マダムJudyさま、もしやナンパされちゃってるぅー!?
とりあえず迷惑そうな顔をして、ふりむかないとな・・・
Judy「えっ?」(ニヤ笑い←にやけた笑いってことね)
男「こんにちは、すいません、遅れちゃって。」
「・・(苦笑←まさに苦々しい笑い)・・いえいえ、大丈夫よっ・・・」
息子の家庭教師でありました。(ちなみにイケメンであります)
男「おかあさん!おからだいかがですか?」
Judy「おかげさまで、こんなに元気~!アハハハ」と笑う。
ねえ、やめよう、そのおかあさん、っていう言い方
妄想と切なさが詰まった薫風は、一瞬にして、散ってしまったのでした
午後遅くからだったので、すでに体力のパワーもあとわずかしか残量がなく、
よっぽどお休みしようかと思ったけれど、行ってよかった~
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いつもお茶を点てている間に、心が洗われ、穏やかになり、気持ちが静まっていく。
今日も、瞑想と同じα波がバンバン出てくるのを感じる
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お手前を終えると、最後に、お客様がお茶碗、おなつめなど、使ったお道具について、
亭主に尋ねるのですが、これもお稽古します。
亭主役である私に、お客様役の生徒さんが、「お茶杓の作は?」とおたずねになる。
Judyは、「坐忘斎(ざぼうさい)お家元でございます」と答えます。
次に、「御銘は?」(何という名前がついているか?ということ)と尋ねられる。
ここで季語を答えることになっているのだけれども、これがなかなか難題なのよ~。
普段、季語なんて使わないモンね・・
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Judy は、う~ん・・・と小さくうなりながら困っていたら、(というか、教えてくれるのを待っているのですが)
先生が、「五月雨(さみだれ)はいかが?」と助けてくださるので、
素直に「五月雨でございます。」と答える。
ナイス、先生!
答えながら、障子の向こう側の窓の外に、まさに五月雨が降っているのが見えた。
雨は雨でも、さみだれ、という単語を口に出してみると、しとしとと濡れた感覚が蘇ります。
さみだれは、“さ乱れ”とも書くのですが(ほんとうです!)、Judyはこの“乱れ”というところがとても気に入っています(笑)
ざーっとシンプルに降る雨より、長く乱れて降る雨の方が魅力的です
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日本語というのは、なんと味わいがあり、麗しいものでございましょう。
ちなみに、本日床の間に飾られていたお軸は、
「薫風自南来」(くんぶう、みなみよりきたる)
薫る風が南の方からやってくる、ということ。
爽やかで、こころが躍るような嬉しくなってくる言葉ですね。
けれども、Judyの場合、これと正反対な気持ちが湧き起こります。
南から薫風が吹くと、全身にジメッとした感覚が蘇ってしまうんや・・。(なぜかここから大阪弁)
Judyの肌が、肺が、脳が、薫風と共に封印した苦悩の愛を想い出すんや・・。
何十年経とうと、どうしようもなく切ない気持ちになるやさかい・・
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あかんのや。
お稽古を終えると、夕方。
家路を急ぐ。
空気が湿って重い。
雨が上がり、生ぬるい風が吹いている。
六本木通りで信号を待っていると、夕焼けに惹きつけられて空を見上げる。
雨上がりの五月の空が美しい。
まさに、五月雨と薫風だ。
あの日、この空、この空気・・・
切なさでいっぱいの21歳のJudyになる。
信号が青に変わり、向こうからキャバクラ嬢らしき女の子がロングドレスで歩いてくる。
時代は変わったなあ~と46歳のマダムJudyに戻りながら、
いい匂いのする若くていい男とすれ違う。(なんか・・わたし、オヤジ化してるかも・・
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これだけで、そく『おんな』になるJudy
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ふと恋をしたい衝動にかられる。
スーパーに立ち寄り、今夜チャーハンに使う焼き豚を買いながらも
『いいねえ~、胸キュンとかさあ~
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と、妄想にひたるJudy
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あー、フラッと一杯飲んで帰りたい気分~♪
と、目に いっぱいのハート
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後ろから、声をかけられるぅーーーー
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「すみません・・」若い男の声だ。
やだあ~
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とりあえず迷惑そうな顔をして、ふりむかないとな・・・
Judy「えっ?」(ニヤ笑い←にやけた笑いってことね)
男「こんにちは、すいません、遅れちゃって。」
「・・(苦笑←まさに苦々しい笑い)・・いえいえ、大丈夫よっ・・・」
息子の家庭教師でありました。(ちなみにイケメンであります)
男「おかあさん!おからだいかがですか?」
Judy「おかげさまで、こんなに元気~!アハハハ」と笑う。
ねえ、やめよう、そのおかあさん、っていう言い方
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妄想と切なさが詰まった薫風は、一瞬にして、散ってしまったのでした
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ふんふん、とうなずいて下さったのね!
ニルさんにも苦くも甘い恋の思い出がおありでしょうか~!!
何歳になっても、恋ばなには、話しは尽きませんね
これからも・・・