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風のかたち

2012-03-03 | 元気学
風のかたち予告 特別編



今日は、「風のかたち」上映会へ行きました。

(書籍出版のときにお世話になったサンマーク出版の鈴木さんが主催。)

小児科医・細谷亮太医師と小児がんの子どもたちの生き方を10年撮りつづけたドキュメンタリー映画。

小児がんの子ども達の7-8割が治るようになっていることが、世間にあまり知られておらず、そのために治った子ども達の行きにくさにつながっていることを知ってもらうために、この映画が制作されたとのこと。

実際に私もこの映画を見て初めて色々なことを知りました。

私も、がんを初めて告知された瞬間、「私、死ぬんだー」と漠然と思ったことを想い出しました。

病気になって初めて体験する様々な偏見や差別。

子ども達にとっては、治療だけでも辛いのに、ほんとうに大変なことだ。

細谷先生は、聖路加で息子を出産したあと、しばらくお世話になった先生で、

あの当時から、本当に素敵な先生だと尊敬しておりましたが、

この映画を見て改めて、素晴らしい医師であると同時に、凄い人間力だなあと感動しました。

『朝顔の 花数死にし 子らの数』

これは、細谷先生の俳句です。

映画の中で、看取った子ども達の名前を書いた紙が入った袋を下げて、細谷先生がお遍路する姿には、

涙、涙でした。

医師になりたいという息子に見せたくて、息子を連れて行きました。

いつか、この細谷先生の姿を想い出して欲しいと思います。

終わってから、鈴木さんと、この映画の監督の伊勢さんのトークタイムがありました。

用事があったため、途中で退席せねばなりませんでしたが、

伊勢さんが、

小児がんは、治って病院を出ても、治療が終わったことにならない、なりたい希望を叶えたときに初めて治療が終わる、とおっしゃっていました。

まさに。

乳がんも他のガがんも同じだと思いますが、

治療が終わっても、乳房は無いままだったり、ホルモン療法の副作用があったり、社会から隔離されているような気持ちになったり、仕事を失ったり、癌になったことで様々な弊害があります。

しかし、辛いことを乗り越え、自然に前を向けるようになり、自分がやりたいことが出来るようになったとき、

癌というものからようやく立ち直れるのではないかと思いました。

まだまだ書ききれぬほど、思うことがありましたが、

この続編で、『大丈夫』という映画があります。

『大丈夫』は、細谷先生の口癖だったそうです。診察を終えた子どもたち一人一人に必ずその一言を添えて励ますそうです。

素敵すぎます。

ぜひ、これも見てみたい。

自主上映もできるとのこと。

LIVESTRONGや、乳がんフィットネスの会などで、いつか上映会もできたらいいですね。





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スズランです (Unknown)
2012-03-03 22:42:16
細谷先生ほんとに素敵です
日野原先生といい細谷先生といい心から患者のことを思ってくれるお医者さまだと思います。
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まりこ (mariko789w@yahoo.co.jp)
2012-03-09 20:04:33
はじめまして!( )/!ーロハ ンッ( ・) コッチダ!(^ー^)/ハロー!! 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ†。o○o。∈・^ミ£"゜.+:†アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ†。o○o。∈・^ミ£"゜.+:†
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Unknown (Judy)
2012-03-11 05:29:34
スズランさん、コメントありがとうございます。
細谷先生のような先生が主治医だったら、幸せですね。
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