一人の時間

今日は結局、京都日帰りツアーは、
あまり気が進まなかったのと、Bush大統領がいらしているので、警備が厳しいのではないかということで、来週に延期になりました。
なんとなく亡くなった親友に会いたくなり、彼女のお墓参りへ出かけました。
中央高速を飛ばしー、と言いたいところですが、ずっと渋滞で、高速を途中で降り、延々と甲州街道を走りました。お天気がよかったので、一人のドライブも気ままでいい感じです。
甲州街道も、黄色くなった並木が延々と続きとてもきれいでした。
向かう先は、高尾山の麓にある高尾霊園。
いつも桜が満開の頃に行くので、この季節は始めてでした。
車を降りると、空気があまりに冷たいのにビックリしました。
ここは，いつ来ても気持ちのいい霊園です。
山々に抱かれているような気分にさせられて、空気も澄んでいて、ほっとするのです。
春は，見渡す限り、桜一色になり、毎年両親と一緒に来て，そのあとに高尾山に登るのが恒例行事となりました。
今日は、ひとり。
写真は、彼女のお墓のすぐ横にある観音様。空に向かって厳かに立っている姿にいつも惹かれてしまいます。
お花を飾り、お線香を炊いて、ゆっくりとお墓に手を合わせ話をしました。
傍にいて話を聞いてくれている気がしてくるから不思議なもの。
今行っているチャリティーやボランティア活動の原動力も、自分の意志と言うよりも見えない力に押されている感じなのですが、今日しっかりと彼女からバトンを渡された気がしました。
お墓の前で、彼女の意志を継ぐ使命をしっかりと胸に納め、誓いました。

彼女は昔、私の話を聞いて、『Judy、素敵ね～。あなたなら出来るわ。ほんとに輝いて見えるわよ～』と、よく褒めたたえてくれたけれど、そんな声が聞こえた。
そして、いつもお手紙には、『I`m proud of you!』と書いてくれたっけ～。私はこの言葉が大好きでした。日本語にすると、なんだろうか、よくやったねー！！とか、あなたは私の自慢よー！とか、君はえらいよー！！とか、私の誇りよー！！って感じでしょうか。
英語の方が、素敵な言葉。よく頑張っている人を見ていると、いつもこの言葉を思い出す。
そして、よく自分で自分に言っているんですけれど！

帰りは、また、中央高速で渋滞にはまりました。
あまりの混みように、夕暮れから、お月様が見える夜になってしまったくらい。
あの延々と続く片側通行やめてほしい。よく見ていると、たいした工事をしていない。
あれは、高速料金を取った上に、やる必要のない工事をして、犯罪みたいなもんだ！
Judyくんは、車の運転は好きなのですが、渋滞が大嫌いなので、考えるとイライラしてしまうので、ずっと読書しながら帰ってきました。
今日は往復の長い運転時間に、流れる景色を見ながら、ひとりになってぼーっとする時間がたっぷりあり、いい一日でした。お墓の前で、決意みたいなものも誓ってきたし！

心が穏やかで、なんだかとても、今、Happyなのです。