マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

ランス・アームストロング

2009-09-20 | 元気学
『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』を読んだ。

久々に、夢中で読んでしまう1冊に出逢いました。

今のJudyにとって、なんとON TIMEで、なんて素晴らしい本だったことでしょう!!

癌患者にとって、ものすごく励みになりモチベーションが高くなる本です。

夫も、私につられて、一気に読んでいました。

健康な人にとっても、もっともっとがんばろう!!と言う気にさせてくれる本です。

私も、ランスほどではないにしろ、もっとストイックに生きたい!!、と強く思いました



ランス・アームストロングは、25才で睾丸癌を発病。

生存率は20%以下、苦しい闘病生活を経て、再び自転車に乗ることを決意し、世界一過酷なツールドフランスで復活優勝を遂げるお話しです。

彼は、猛烈な負けず嫌いでストイック、ひたすら根性で乗り越えていくのですが、読めば読むほど、勇気と元気をもらえます。

癌患者や家族に読んでもらいたい1冊です。
(と、Amazonのカスタマーレビューみたいな文章になってしまいましたが・・)


この中で、まさに、と思った文章があったので、引用します。

ちょっと長いのですが、癌の方や、闘病中の方には、とても意味のある内容ではないかと思います。



『病気は、僕という人間を屈辱的なまでに素っ裸にし、僕は容赦のない目で自分の人生を振り返ることを余儀なくされた。
幾つものことが後悔とともに思い出された。卑劣な振る舞い、未完成の仕事、自分の弱さなど。
僕は自分に問いかけた。『もし生き残れるとしたら、一体どんな人間になりたいのか。』僕は人間として、もっともっと成長しなければならないことに気がついた。

断言していい。癌は僕の人生に起こった最良のことだ。なぜ僕が癌になったのかはわからない。けれども癌は不思議な力を与えてくれた。僕は癌から逃げる気はない。人生で最も重要な、人生を形作ってくれたものを、忘れたいと思う人などいるだろうか。

冗談を言っているのではない。ここには、二人のランス・アームストロングがいる。癌の前と癌の後と。よく訊かれるのは、『癌になって何が変わりましたか』という質問だ。
しかし本当に訊くべきは、何か変わらなかったものがあるか、だ。僕は1996年10月2日に、一人の人間として家を出て、別の人間として家に帰ってきた。僕は世界的に認められた自転車選手で、湖岸の豪邸に住み、ポルシェを乗り回し、銀行には自力で蓄えた財産があった。世界のトップ・レーサーの一人で、成績は完璧な右上がりの曲線を描いていた。しかし、戻ってきたときの僕は、文字通り別人だった。ある意味では古い僕は死に、第二の人生を与えられたのだ。肉体すら以前とは違っている。なぜなら、化学療法の間にそれまで作り上げた筋肉は全て落ち、回復したときにも依然と同じ身体には戻らなかったからだ。
 人は死ぬ。これはあまりにも虚しい真理であり、ときに言葉にすることすら耐えられない。どうして僕らは生き続けなければならないのだろう。どうして一切を捨て、そのままその場に横たわらないのか。しかしもう一つ別の真理もある。人は生きる。これは同じように真理ではあるが、正反対の真理だ。人は生きる、鮮やかに。病気だったとき、僕はそれまでの一回の自転車レースの中で見たより、もっと多くの美しいもの、勝利、真実をたった一日の間に見た。その上こうしたことは奇跡ではなく、人間によってもたらされたものなのだ。・・・・』


アームストロングは、癌を克服し、1999年に周囲が驚くツール・ド・フランス制覇を達成すると、その後7年間に渡って独裁的な力でツールを支配。

2005年のツール7連覇を最後に、現役を引退した。
引退後は、現役中から始めていた癌撲滅のチャリティー活動に従事。(LIVESTRONG・・何年か前、黄色のリストバンド流行りましたよね~)


そして、今年の1月、再び、現役復帰。しかし5月のレースで落車して骨折。
それなのに、7月には、4年ぶりのツール・ド・フランスで3位を果たす。
相変わらず、ストイックなランスに脱帽です!

こちらも目が離せません!→ランス・アームストロングHP


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