ブログ やさしい雨が降る

さあ、仕切りなおし

   それならば 命が惜しく ないのかと
         医者に言われて 黙りし心

 これは私が中学生の時に出会った石川啄木の歌です。
あの時感じた衝撃が40年を過ぎでも記憶の中にある歌です。啄木の歌は心に響いてみんな好きですが、これはその中でもトップスリーに入るうたです。
 4月9日の日記を書きながらなぜかこの歌が頭を流れました。たかがHPのことで啄木のように本人が生きるか死ぬかの瀬戸際の話ではありませんが、なぜか浮かんだんのです。

 HPを開いて7月で丸3年になります。同時期にスタートしたHさんとはほんとにいい出会いだと思っておりました。とても大事にお付き合いさせていただいたつもりで降りましたが、この1月急にHPを閉じられてしまいました。結構堪えました。

  >小学校から招待受けても行く事の出来ない身体、喜びや悲しみ又
  >ストレスの発散は此処だけです。私には閉鎖は考えられません。
  >デモネ! あれだけ沸いてきた過去の記憶、涸れて来ましたか、
  >其れとも意欲が無く成ったか、
  >やる気が無くなると、全ての事がつまらない出来事の様に思えて、
  >二年や三年書いて尽きる様な そんな単純な人生では無かったと
  >思って居ましたが。

 >印箇所は同じように私が開設当時からお世話になっているOさんです。
思いを出してみて自分のほんとの気持ちも見えて来たりするものですね。
今の私の気持ちは下記のようです。

  >何か、スランプを脱出できたかもです。
  >もやもやを表に出してみるって大事ですね。
  >何だか軽いんです。

  >Hさんが閉じられこと、やっぱり響きましたよね。
  >ボディーブローのようにじわじわと。
  >萎える気持ちを「・・・ねば ならない」で向かっていますから
  >辛くなってしまうんです。
  >でも、「じゃ、止めるのか。」と自分に問うた時、答えは「ノー」でした。

 さあ、仕切りなおしです。これからがほんとうの本番、なんてね(^^)
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