読みながら何故か“それでも過去達は優しく睫毛に憩う、人生って不思議なものですね”という美空ひばりの「愛燦燦」がメロディーが頭の中に流れて行きました。
HP仲間のお一人が入院されました。病気とはこれからも付き合って行かなければなりませんが、取りあえず退院の見通しが立ち、その喜びを下記ように書かれました。その記事に付いたタイトルでした。
>可笑しなものですね、遠い親戚が入院しても、
>こんなには悩みませんし、心配も致しません。
>お会いした事も無く、毎日HPで行き来するだけの人、
>こんなに落ち込んで、毎日気に成って居りました。
(記 おばたさん)
それに対する私の返事です。
>おばたさんが仰ったように一度もお会いしたことの
>ない方のことが心配。
>これは確かに出会ったからなんですね。
>クリスチャン作家の三浦綾子さんが「出会い」について
>下記のようにおっしゃっています。
>私の気持ちをよく表している気がしますので貼り付けます。
(記 光江)
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今日ここで私たちは出会いました。
しかし、人生においてほんとの出会いというのはどういう出会いか、
私は時々考えます。
何十年も付き合っても、心に一つも触れることなく、その人と別れても後に
残すことなどないというお付き合いは、これは出会いはなかったんじゃないかと思います。
一度もお会いしなくても、電話のただの一声だけで、私たちはその人を永久に忘れることが出来ないという出会いを持つこともあると思います。
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そして、おばたさんからのお返事。
>五年間机を並べて居たのに、同窓会でお会いしても、
>おいアノ人 同級生だったか」と聞くほど心に残って居ない友も居ます。
>たった一年同じ課に居ただけで、終生忘れない人も居ります。
>僅か1時間机に向かい合って、モジモジしただけで、
>五十数年苦楽を共に人生を送る人も居ます。
>皆んな出会いです。
>パソコンも同じ事だと思います、一日沢山の
>始めての人が訪れて下さいます。
>暖かい書き込みも沢山戴きます。
>人間って不思議な生き物です、其れで終る方、何年も続く方、其の中で
>毎日覗かなければ気の済まないHPと、
>暑さ寒さで覗かねば気に成る方、
>私の様な軟弱な男は、其の方々に感化され、老人で有る事も忘れて、
>若い言葉を綴ります。
>お陰でパソコンの中では、此処何年か歳を取るのを忘れて居ります。
>パソコンは私にとって{玉手箱}です、辞めると怖い魔法の機械です。
(記 おばたさん)
多分、「僅か1時間机に向かい合って、モジモジしただけで、五十数年苦楽を共に人生を送る人も居ます。」のこの方がおばたさんの奥さんかなあ(^^)
それは置いておいて、私の返事です。
>Mon猫さんがおばたさんのところで祈っております、というようなことを
>書かれていました。私もそんな思いです。
>「おばたさんを通してトントンママさんと友だち」。
>こんな出会いもあるんですね。
(記 光江)
Mon猫さんは今年、おばたさんの「シベリヤ抑留記」(http://www.tcct.zaq.ne.jp/bpcha702/sub8.html)の出版の件で大きな助け手になってくださった方ですが、そのMon猫さんも書き込んでくださいました。
>不思議な糸で結ばれる出会いもありますね。
>ひょっこり顔を覗けても違和感を感じないサイトもあります。
>そんな時はほっとします。
>赤い糸を目安にひょっこり顔を覗けるMon猫を受け入れて下さいね。
(記 Mon猫さん)
最後に一時退院されたご本人のコメントです。
>ご無沙汰しています、コメント有難うございます、
>やっと、自分のページに先日来れる様になりました、
>気持ちがなかなかいけない私は弱虫なのでしょうね・・
>でも、もう大丈夫!抗癌剤は今も怖いけれど、この病名とは仲良くして
>行くしかないと開き直り(?)ました。
>娘達の励ましで強くなれたのかも?苦笑
>元気だと気の付かない事が今は全てに感謝が
>足りなかった事に気づかされています、
(記 トントンママさん)
HPでこのように心のこもった交流が出来るなんて
ほんとに感謝なことです。
「祈りたい人がいる。」「祈ってもらえる人がいる。」
会ったことがなくてもこのように「出会えた。」
パソコンも使う方たちによって、暖かい心が伝わるのですね。
トントンママさんのページにはもっとたくさんのお友だちが書き込みをされていますが、私のHPでの書き込みも、トントンママさんへのみんなの思いとして日記に残しておく事にしました。本格復帰を静かに待ちたいと思います。
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