昨日の慈雨に次々と芽生えた新緑に、うっすらと霜が降りかかっていた。
朝日がサーーーと照ると、フワーーと乳色の湯気に変わってしまった。
水滴のきらめきに揺れる畑地は、緑色が一層増した中に点々と小さな花が見え出した。
我が家の桜は、これからせいいっぱい春を歌い上げてくれるだろう。
歌うといえばウグイスだが、面白いヤツがいる。
玄関戸をガラガラと開け外に出れば(当たり前ですが)必ずホーーホケキョッと鳴くのがいる。
それも、向かいにある桜の枝からだ。時には目さえあうことがある。
数回「おれの縄張りだ!!」と叫んでから、別な藪へと移っていく。
賢犬サクラは、まったく知らん顔で、娘のモモ宅へ朝飯を食いに行った。
朝日がサーーーと照ると、フワーーと乳色の湯気に変わってしまった。
水滴のきらめきに揺れる畑地は、緑色が一層増した中に点々と小さな花が見え出した。
我が家の桜は、これからせいいっぱい春を歌い上げてくれるだろう。
歌うといえばウグイスだが、面白いヤツがいる。
玄関戸をガラガラと開け外に出れば(当たり前ですが)必ずホーーホケキョッと鳴くのがいる。
それも、向かいにある桜の枝からだ。時には目さえあうことがある。
数回「おれの縄張りだ!!」と叫んでから、別な藪へと移っていく。
賢犬サクラは、まったく知らん顔で、娘のモモ宅へ朝飯を食いに行った。