安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

「シンゴジラ」大ヒットだそうで・・・

2016-08-09 13:35:56 | 怪獣のことならこちら




先日の朝日新聞に1ページ15段の広告が3ページも出ていました。東宝も力入ってます。
ヒットしたのは、よかったよかった!
海外でもヒットするといいですね。

ただ自分としては、どうしても気になるのが前回も書いたように、音楽と尻尾の先からの光線です。
伊福部昭はファンですし、ゴジラ登場の場面に、やっぱりこの曲でなくちゃてな感じで、そこだけ特別に使用されるのはいいけど、こう使われてはねぇ。特に最後の宇宙大戦争のマーチはいかんです。
伊福部昭は曲を作る際に、ライトモチーフを考えながら作曲したと聞いています。
ゴジラにはこの旋律、空を飛ぶ怪獣にはこれ、キングコングはこれ、宇宙人との戦闘にはこのマーチなどどいうようにです。たまに編曲しなおして他に使うこともありますが(キングコングの曲が後にメカギドラに使われたり、地球防衛軍のマーチがわんぱく王子のオロチ退治に使われたりしたことも)。
そんなことで、どうしても対ゴジラ戦にはこのマーチは不似合いな気がするのです。
ゴジラ映画として一本立ちするには、過去の映画に囚われ過ぎてはいけないと思うのですが。前半が良かっただけに、もったいない。

ゴジラが光線を吐くシーンは、さすが庵野流でその破壊力が素晴らしかったのですが、尻尾の先からの光線はやっぱり唸ってしまいました。なんか安っぽくなる気がします。

なんて書いてますが、この映画嫌いじゃありません。
近いうちにもう一度見に行こっと!!

ついでながら、ハリウッド版ゴジラの続編は、ギャレスが監督を降り、公開も一年先送りになったらしいですね。ちょっと心配です。


傑作か?失敗作か?「シンゴジラ」。観てきました!なんというかこれは・・・

2016-08-02 00:11:53 | 怪獣のことならこちら
話題のシンゴジラを観に行きました。
新宿のTOHOシネマズ。
期待が膨らみます!




場内には出演者のサインが書かれたポスターも。



IMAX の巨大スクリーンに描かれたゴジラはー!。
これはゴジラ映画において怪作かもしれません。
まず、見る人によって感想は大きく異なることと思います。
ゴジラフリーク、エヴァフリークそして初めてゴジラ映画を見る人。
エヴァフリークの方々からはエヴァンゲリオンそのものとの類似性をあげ、これはゴジラの形を借りた実写版エヴァンゲリオンだという意見が多いようです。まぁ、作ってる人が同じだからそうなってしまうのかもしれません。いや、狙ったのかも。その辺りの分析はエヴァフリークの方々におまかせしたいと思います。
また初めて日本のゴジラ映画に接した方々の感想も気になるところですが、私、ゴジラフリークですので、その立場から感想をひとつ。
ネタバレになっちゃいますので、まだご覧になっていない方は御注意を。


※パンフレット表紙。ネタバレ注意の帯がかけてある。

ゴジラは海洋投棄された核廃棄物によって、超突然変異を遂げた生物で急速に変態を重ねる完全生物。見慣れたあの二足歩行する恐竜のような形でさえ、その変化の途中で、ゆくゆくは飛翔能力を有し地球上を自由に移動、強い繁殖力で人類の生存を脅かす存在。
このような設定が新しい。いままではどんなに大変と騒いでも、そこまで広範囲に災害をもたらすであろう存在ではなかったですよね。日本を出て海外に行くにも海を泳がなければならなかったんですから。
その変態ぶりは、最後に写し出された凍結された尾の形状(人や獣の骨の集合体に見える)とも相まって、ジョン・カーペンター監督1982年公開の「遊星からの物体X」の人や獣など他の生物に寄生しその体を乗っ取り変態を遂げていく宇宙生物を連想させずにはいられませんでした。

冒頭、東京湾から都市河川を無理やり遡上する第一形態のシーンは、非日常の日常への文字通り無理やりの介入で、その音響効果もふくめ、初期のウルトラマンのシーンを彷彿させました。もちろん画像のリアリティーは比べ物になりませんが。

こうした怪獣映画の定石のほか、何と言っても54年ゴジラや昭和の怪獣映画へのオマージュにあふれたシーンが多々あることも特徴です。
オープニングのタイトルの表現、小高い所にある神社に避難しゴジラによる惨状を恐れをもって見る人々、品川の八ッ山橋に迫るゴジラ、そして、背中から発せられる光線のシーンは、伊福部昭の宇宙大戦争のマーチと相まって、ミステリアンの富士山麓のドームか月のナタールの秘密基地へ攻撃シーンを思い出させます。
この伊福部昭の音楽、それも以前の映画に使用されたままの音楽が他の場面でも多用されたことが、表現のオマージュよりも一番の驚きです。

ゴジラフリークとして嬉しい?う~ん、違いますね。
私は伊福部昭の大ファンですが、今回はちょっと伊福部昭の音楽を使いすぎです。
鎌倉でのゴジラ登場の時のゴジラのテーマは、ダース・ベイダーが出るときにそのテーマ曲が奏でられるように、真打ち登場という感でとても良いのですが、それだけで充分。あとは、庵野氏との名コンビである鷺巣詩朗氏のオリジナル曲でお願いしたかった。3段めの予告編のように、レクイエムのような曲で格調高く(?)まとめていけばよかったのに・・・(あの予告編はカッコよかった!)
もし伊福部昭の曲も使用するなら、今回の映画に合うように多少の編曲を加え、新に収録、使用すれば違ったかもしれません。


※パンフレットより


本編について言えば、前半は3.11を経験した者には現実感、緊迫感もあり見ごたえあります。多摩川を挟んでの自衛隊とゴジラの攻防も見所です!
IMAX の広い画面に、左端にゴジラ、右端に高層ビルそしてその前に小さく見える戦闘へリが4機ホバリングし攻撃態勢に入る。画角を存分に使った映画ならではの醍醐味です!
ただ後半になると、残念な感じになっていきます。
薬剤を直接経口投与するあの作戦は無理があるような気が。(と、言っても怪獣映画はこんなもんといえばそうなんですが)
その上、この作戦は先にも書いた伊福部昭の宇宙大戦争のマーチとともに繰り広げられ、新幹線や通勤電車(それも色ちがいで揃えられてる)が突入したり、倒れたゴジラの口にコンクリートポンプ車が集まり、ムーブを延ばして薬剤を注入したりと、その映像はCG等最新の技術でできいるのに、なんかミニチュアで撮影された昔の特撮を見ているような気分でした。
ゴジラには都心でもうひと暴れして欲しかったし、薬剤投与の作戦は他に無かったんですかね。
それから、背中からも光線を発射し圧倒的な破壊力を示すのですが、やっぱり口からだけにして欲しいなぁ。少なくとも、尻尾の先から光線を出すのはヤメテ~!

さて、凍結されて東京のど真ん中にたたずむゴジラ。これからこの放射性因子を帯びた塊をどう処分していくのでしょう。
福島の原発の廃炉作業ともイメージがダブります。


シンゴジラは100カ国で公開が決まっているようです。
だいぶ日本特有の場面や表現が多いので、海外版には多少の編集の変更が必要かも。
大ヒットしてもらいたいけれど、どうでしょうか?

いろいろ書いてきましたが、何だかもう一度観たくなってきました。突っ込みどころ多い映画ですが、「チューボーですよ」のマチァキ風に叫ぶなら、星一つ半、いやひいきめに観て「星二つです!」てなところでしょうか。

庵野・樋口監督一年足らずでの完成、いやご苦労様でした。







シンゴジラまで、一ヶ月を切りました!

2016-07-02 06:26:44 | 怪獣のことならこちら
話題の本家東宝のゴジラ映画「シンゴジラ」公開まで一ヶ月を切りました。
全身を現したあの予告編から後、新しい情報は入って来ません。このまま公開まで期待を持たせるのでしょうか。
あえていうなら、パルコとのコラボのCMに、一場面今までにないものがあったぐらい。







ニコニコ超会議では、雛型の造形物が展示されていましたが、実際の映画ではどうなっているでしょうか。





ハリウッド版ゴジラのヒット以来、続編が決まり、そこへシンゴジラも登場と、この世の中に日米2体のゴジラがいることとなります。前代未聞、空前絶後。こんな時が来るなんて!
優れたキャラクターは、世界中で愛され、そしてお金になるんですねぇ。

さぁ、公開を楽しみに待ちましょう。


シンゴジラ 新予告編登場! これは期待できそう!

2016-04-14 16:50:59 | 怪獣のことならこちら
シンゴジラのビジュアルが正式に東宝から公開されました。



どうやらリークの写真は本物だったようですね。
それよりも何よりも、このゴジラが動く新予告編も公開されました。
重厚感、現実感、ハイブリットという日本らしい特撮の雰囲気。これは期待できそう!

まずは、予告編動画をご覧くださいね!

shin-godzilla. jp

皮膚の間から赤い光が漏れています。バーンニングゴジラ(ゴジラvsデストロイヤーに出てくる)みたいな状態なのでしょうか?

今夜はワンコインワインでなくて、少しいいワインを開けましょう!

シンゴジラ、リーク(?)写真ちょっと怖すぎ。

2016-01-27 21:58:02 | 怪獣のことならこちら
シンゴジラの着ぐるみの写真がリークされたとネット上で話題です。
誰かが本当にリークした?それともマニアの作り物?はたまた東宝が宣伝にリークを装って流した?
さぁ、どうなんでしょうか?
もし本物とすれば、う~ん、すごいデザインです。







日本人が考えるとこうなるのかもしれません。アメリカのようにマッチョな恐竜ではなく、その呪われた出生を全体にまとう姿は日本ならではでないかと思います。
しかし、生理的に怖い感じ。でも、ちょっと進撃の巨人チック?
さぁ、どうなんでしょう?本物、偽物?少しグロすぎる感じもしますが・・・

生理的に怖いと言えば、幼い頃怖かった怪獣と言えばゴジラではなくてテレビで放送されていた「怪獣マリンコング」。
世界的犯罪団が操る怪獣形ロボットなのですが、海や湖、山の向こう側、街角などあらゆるところから突如として現れ、主人公を襲うのです。
いゃ~あ、恐ろしかった。番組が始まるとふすまの影からテレビ画面を見てましたっけ。
しかしそのマリンコングを今見ると、ゆるキャラのよう。人形劇団プークが造形を担当していたそうで、たしかにプークっぽい。本当怖かったんだけどね。







今回もワインに関係なしでした。