安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

低緯度オーロラふたたび  (そして真珠オーロラ花珠のこと)

2015-06-27 09:16:10 | 日記
真珠について話を聴く機会がありました。
真珠のグレードのトップの花珠(はなだま)。美しい照りと艶です。その花珠の中でもある決められた光彩効果を持つトップの中のトップをオーロラ花珠と言うそうです。
この光彩効果はオーロラ効果と言い、真珠研究所が発見、名付けたもので、真珠の下半球に現れる反射の干渉色(光彩色)のことです。
真珠を拡散光の上に置くことにより確認でき(写真参照、真珠研究所のHPより)、最高品質の中で照りの強い物に現れるそうです。


美しい色ですね。まさに海の恵みのオーロラです。


さて、今年は空のオーロラは活動が活発のようです。6月22日には巨大な磁気嵐が起こり、これにより世界各地で低緯度でも見ることができるような大規模なオーロラが見られました。日本でも北海道で観測されました。
磁気嵐は太陽から発される物質が強い磁気を伴って地球磁気圏に吹き付け影響をおよぼして地磁気が乱れた状態のことを言います(簡単に書きましたが、もっと複雑なものですので、興味のある方はお調べ下さい)。
この日の磁気嵐のスケールはG4で、5段階の上から2番目。G5になると、送電網や人工衛星などにも障害が起きるので注意が必要となります。
強い磁気嵐が起こると、オーロラの活動も活発になり、いつもは見れない地域でも観測が出来るようになる訳です。
今回のオーロラはISS国際宇宙ステーションでも観測され、宇宙飛行士のスコット・ケリーによって撮影されています。




また、少し前の4月16日には、イラストレーターで映像クリエーターのKAGAYAさんがニュージーランドで低緯度のオーロラのタイムラプス動画に成功しています(おまけに北半球では見ることのできないマゼラン星雲も写ってる!)。
まるで絵画のような美しい映像です。YouTubeで見ることができますのでぜひご覧ください。



空の彼方にも、海の底にも神秘的な光が潜んでいるもんですね。

今回もワインには関係なしでした。

※真珠の話は、ウェブ上で真珠のネックレスを専門に販売している「本真珠堂」の方からお聞きしました。
真珠に興味ある方、ネックレスの購入をお考えの際は以下の「本真珠堂」を覗いて見てくださいね。











オーガニックワイン ムレダ・ティント2014

2015-06-26 05:49:48 | ワイン
スペインのオーガニックワイン ムレダ・ティント。赤ワインです。
オーガニックつまり有機栽培で育てられたテンプラーニョ85%とカベルネ・ソーヴィニヨン15%でできています。
有機栽培は無農薬、無化学肥料で農作物を栽培する方法。
一口に有機栽培と言っても、ここ日本でもいろいろな栽培方法や考え方あります。
有機肥料は、植物の堆肥だけで、動物の糞尿は使わないとか使うとか、自然由来のもので出来ていれば農薬として使えるとか、一切使わないとかその他もろもろ。
日本では一応JAS日本農林規格で有機栽培は規定されていますが、栽培方法は多種多様と言えます。

有機栽培で作物を育てるのは、手間暇とお金がかかるのですが、オーガニックワインは案外い手頃な価格のものを多く見受けます。
このムレダ・ティントも498円と安旨ワインのど真ん中でした。
テンプラーニョとカベルネなので、重い感じを予想しましたが、どちらかというとライトボディ。グラスのたたずまいも明るい色で、ちょっとピノ・ノアールのような印象です。
最初に立つ香りは、とても強いアルコール臭で鉄のようなニュアンスも感じられました。
落ち着いてからも、ベリーやフローラル系ではなく、何と言うのか無機質な感じの香り。
タンニンも酸も穏やかで、とても飲みやすかったですが、ちょっと冷した方が全体的にしまっていいかもしれませんね。




夏限定 クリアアサヒ クリスタルクリア

2015-06-24 11:04:12 | ワイン
期間限定商品が最近多いですね。企業の思わく通り、つい手を伸ばしてしまいます。
新ジャンルのクリアアサヒの夏限定、クリスタルクリアを飲みました。夏用のビール(もしくはビール風アルコール飲料)の醸造設計は、「軽さ」を目標としているのでしょうか?
どれも薄い感じがします。
このクリスタルクリアも、薄軽い。かっこよく言えばライトってやつです。
ベースにはほのかな甘みがあり、薄いわりには香ばしい香りが最後に鼻を抜けました。まぁ、不味くは無いけど、濃くて苦味のあるのが好きな私には、あまり向かない新ジャンルでした。
これは夏限定、あと1ヶ月半もすれば秋の名前を付けた秋限定ってやつが早々に登場することでしょう。季節の先取りは私の場合、ファッションではなくてビール達ですね。


今度は Fish Hockフィッシュ・フック2012

2015-06-22 22:57:19 | ワイン
前回、前々回のパーティの続きです。
スペインのラパラロカ・テンプラーニョ/シラーズをごちそうさましたら、今度は南アフリカのフィッシュ・フック2012がテーブルの上に出てきました。
品種はピノ・タージュ。私の好きなワインです。
なにかいいワインない?と聞かれたとき勧めるワインの品種です。
華やかな香り、飲みごたえあるボディ。いいですね。



テーブルの上に置かれたボトルには魚の骨のイラストが。一瞬白ワイン?と錯覚してしまうようなデザインです。

ピノ・タージュは1925年にピノ・ノアールとサンソーの交配種の中から選抜され、南アフリカ共和国で作り出された品種。
暑さや害虫に弱いピノ・ノアールに、丈夫で豊作型のサンソーをかけあわせたというわけ。品種名はピノ・ノアールとサンソーのシノニム(別名)のエルミタージュの名前半分ずつ採ってピノタージュと名付けられたとの事です。

さて、このフィッシュ・フックですが予想を裏切らず、しっかりピノ・タージュ。
ドライフルーツのような華やかな香り、口にすると樽の香りも加わって来ます。これも冷蔵庫で保管されていたので、ちょっと冷えすぎかな。とは言うものの、冷えても十分いける感じの赤でした。

これも、ごちそうさまするとまた別の一本出てきましたが、もうチェックできない!だって、この他にビールはもちろん、赤霧島や泡盛の古酒もいただいちゃったもんで。
先輩の奥さんといっても、彼女も友人なんですが、女友達を集めて女子会をすると、ワインが一度に10本は空けちゃうというんですから、日頃からワインをはじめお酒のストックは万全な訳だ!
本当にごちそうさまでした!

これも輸入元はコルドンヴェール。フィッシュ・フックについては、詳しい情報がこの会社のHPに載っています。
醸造過程も載っていて、これはいい!

続いて ラパラロカ・テンプラーニョ/シラーズ2012

2015-06-22 18:21:17 | ワイン
前回のパーティの続きです。
アストラーレ白を飲み終わると、スペインのパラロカ・テンプラーニョ/ シラーズ2012がテーブルに出てきました。
コクのある2種類のブドウのブレンドです。
グラスに注がれたその色は黒っぽく濃い感じ。
黒色のベリーなどの果実味が残るものの酸味は少なく、程よいタンニンが引き締めてくれて飲みやすく美味しいワインでした。
ただ冷蔵庫のに入っていたのでちょっと冷えすぎ。温度が上がると、香りも立ってもっと違った印象が出てくるかもしれません。
温度変化を感じる間もなく飲んでしまいました。ごちそうさま。

輸入元はこれもコルドンヴェール。