安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

お酒の神様お参りのあとは、バロン・フィリップ・ド・ロスチィルド・カデ・ドッグ・シャルドネです!

2015-11-30 22:46:53 | ワイン
酉の市と醸造の神様の参拝のあとの夕食に、フランス五大シャトーのひとつシャトー・ムートン・ロスチィルドがラングドック-ルーション地方で造ったカデ・ドッグ・シャルドネ2014を開けました。



エチケットにはPAYS D'OCペイ・ドッグと書かれています。正確にはVIN DE PAYS D'OCヴァン・ド・ペイ・ドッグでラングドック-ルーション地方の地酒の意味になります。
ヴァンド・ペイとは、産地名称付き地酒といったようなもので、フランスのワイン法でAOC原産地統制呼称より規制の緩やな縛りだけれど、テーブルワインよりは上といった位置づけとなります。

名前の「カデ」は末っ子という意味で、ムートンのスタイルを継承しているよ、と言った感じでしょうか。
レモン、青リンゴそしてバナナや蜂蜜のような香りも隠れています。酸も柔らかく全体的に優しい感じ。
夕食のシャブシャブにもぴったりです,
鶏肉のセセリも鍋に入れたのですが、このセセリをポン酢で食べた時に「末っ子」が特に美味しさを発揮してくれました!

酉の市と醸造の神様に参拝して来ました

2015-11-29 23:35:29 | 日記
府中の大國魂神社の酉の市に行ってきました。29日三の酉です。



酉の市は大鷲神社の祭礼のひとつで、縁起物の熊手を売る年末の風物詩です。
大鷲神社は、かつては武運長久の神として武士の間で信仰されていました。江戸時代ごろからは商売人をはじめとした庶民からも、商売繁盛や安産祈願などの神様として信仰を集めるようになります。

境内に、大鷲神社が祭られているここ大國魂神社は、古代各国内の神社を、国府の近くに集め合祀した「総社」のひとつです。今の東京や埼玉にあたる武蔵の国の総社として、1900年の歴史を持っています。        

参道には飲食物の露店の他に熊手を売るお店も。景気のいい三三七拍子が聞こえて来ます。熊手を買ったお客さんの来年の幸運を願い、手拍子で祈念するのです。
店先には色とりどりの熊手に混じって枡に縁起物を飾り付けした置物タイプの新しい物も並べられていました。

境内の社務所でも、大國魂神社の熊手も売られているとのことなので、今回はそちらで買いました。三三七拍子もなく、熊手もシンプルですが、パワースポットと知られている神社の熊手です。有り難く頂いて来ました。

本殿参拝後、左手奥にあるもうひとつの祠に向かいました。
前回大國魂神社を参拝したとき、お参りし損ねた醸造の神様を奉る松尾神社です。



松尾神社は寛政12年(1800年)にこの地に建てられました。醸造の神様ですので、お酒だけでなく味噌や醤油などの神様でもあり、昔から庶民の食生活に深く関わってきた神社と言えます。
境内には東京の地酒や近くにあるサントリーの武蔵野工場から日本酒やビールが奉納されています。

健康で美味しいお酒をこれからもいただけるように手を合わせました。

今夜はシャルドネを開けよっと!

オートリタス・カベルネソーヴィニヨン2013 デイリィー安旨ワイン

2015-11-26 20:45:06 | ワイン
アメリカの牛肉のステーキに合わせて、安旨を合わせました。ドンキのオートリタス・カベルネソーヴィニヨンです。
淡いけどチリカベらしい香りがします。
優しいタンニンでどんどんいけますね。デイリィーには持ってこい。
ベリー系だけでなく、バターやイーストの香りもちょっとー隠れてました。半分は明日に(半分でなく1/3でした)。
どう変化しているでしょうか?







追伸
翌日のこのワインは、う~ん、やっぱり安い物の宿命かなんと言うこともない葡萄酒に。冷蔵庫で保管したせいもあり冷えすぎていることもありますがとらえどころのない感じになってました。ご報告まで。

2015最安値?ドンキのボジョレー・ヌーボー

2015-11-23 22:54:13 | ワイン
静かだった今年のボジョレー・ヌーボー。日本でもワインが普通に飲まれるようになった証しかもしれません。

さて、昨年同様、安値を調べてみました。
フルボトルでイオンが850円、西友が870円、OKストアが880円(ヴィラージュでひとクラス上ですが)、ドンキが678円と私の知るところでは昨年の最安値だったOKをおさえて、ドンキホーテが今年の覇者(?)となりました。





本場フランスの価格で提供出来るように最安値に挑戦したとのことで、この心意気嬉しい!ヌーボーにあまりお金を使いたく無いもんねぇ。

さっそくこのロベール・サルー・ボジョレー・ヌーボー2015を買って飲んでみました。
アメリカンチェリー、青リンゴのような香り、案外ボディもしっかりしていて安旨ヌーボーでした。



合わせた食事は、鶏のソテー・ラタトューユ風トマトソース
です。



鶏のモモ肉を一枚大きいまま焼きます。
まず小麦粉を薄くまぶし、皮の方を下にしてフライパンに入れ、上から重しをして(アルミホイルを肉の上に敷いてそのうえにお湯を入れた鍋などを乗せて重しにします)、皮がパリッとなるまでじっくり焼きます。
皮がパリッとなったら、裏返して重しを乗せず肉の中まで火を通します。
ラタトューユ風トマトソースは、玉ねぎ・ズッキーニ・パプリカ・セロリなどの野菜をサイの目に切り、ニンニクのスライスとオリーブオイルで炒め、水を少しとコンソメを加えて煮込みます。
野菜に火が通ったらトマト缶加えさらに煮込み、煮詰まって来たら、味を整えて出来上がり。
お皿にのせた鶏肉にこのソースをかけて完成です。
鶏肉を焼くのに少し時間がかかりますが、軽めのワインあう一皿ですよ。

マプ・メルロー2014と鴨鍋

2015-11-22 23:38:16 | ワイン
MAPU MERLOT 2014はフランスの銘醸メーカーバロン・フィリップ・ド・ロスチィルドがチリで手がけるワインです。





国産の合鴨の胸肉とハンガリー産合鴨のモモ肉の切り落としとキノコいっぱいの鍋に合わせるためにチョイスしました。
クセのある合鴨には、クセのあるメルローがいいのでは?と言うわけ。



↑モモ肉の切り落としはまだ凍ってます・・・


あのバロン・フィリップ・ド・ロスチィルドが手がけるのですから、期待は大!と言いたいところですが、以前飲んだマプのカベルネ・ソーヴィニヨンはいまいちだったので、今回もどうでしょうか。

ロスチィルドのトレードマークの5本の矢のついたキャップを開けグラスに注ぎました。う~ん、やっぱりこれもあまり香りが立ちません。タンニンもきつくなく飲み口はいいのですが、私の好きな馬小屋のワラのようなメルロー独特の臭い香りもありません。
鴨にすっかり負けてしまいました。残念。
マプのシリーズは飲みやすさ重視の、個性を押さえた設計なのでしょうか?



ちなみに合鴨は国産の胸肉の方が、ハンガリー産のモモ肉の切り落としより、当たり前と言うか美味でした。